kensyou_jikenboのブログ

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2014-01-01から1年間の記事一覧

 解明されていたこと

(本日1本目記事…コメント返信は2本目記事に掲載) 昨日記事で未解明点が多いことを書いた。しかし、本事件では解明されていた重要な事柄が余り伝わっていないことも特徴であると思う。その最たる例が丙社の通信記録関連ではないか。 遠隔操作犯行の時期は乙…

 未解明部分

(本日2本目記事) 一昨日記事で未解明事項の例として、旧本名Twitterの件以外に「横浜CSRF事件後の同手口による告白文書込み」の真偽が定かでないことを挙げた。 告白文書込みが本当ならば、本事件で初めて誤認逮捕者を出した横浜CSRF事件において速やかに被…

特異コメント記録用記事

表示名を頻繁に変えて、内容的にも具体性が無いような特異なコメントがこのところ多くなっている。 片山氏もやっていたと証言していたネット上の「荒らし」の一例ではないかと思われ、皆さんにも見て頂こうと考えてそのままにしてきたが、大体傾向は分かって…

 愉快犯(前科事件との関連)

今回公判の報道で毎日新聞が<片山被告は5月に一転して起訴内容を認めた後、動機について「腕試し」「愉快犯」などと述べていたが、・・・>と報道したことはご紹介済みである。 この中で「腕試し」については検証したが、「愉快犯」も重要と思う。佐藤氏も…

 動機と旧本名Twitter

片山氏は第18回公判で、「刑務官への怒りと犯行とは直接つながらないのでは?」という弁護人からの質問に、<何年か経って(怒りがまた)湧いてきた。権力的なものに対して復讐心があった>と証言した。この「何年か経って湧いてきた」というのが、「旧本名…

 動機の経過(手段の目的化)

「腕試し」と「刑務官への怒りから転化した権力への怒り」という二つの動機に関して更に考察すると、時系列が有ったのではないかという気がしている。 「怒り」の方から始まって、復讐心を満たすために警察を右往左往させようとした。その手段として「誤認逮…

 二つの動機

昨日記事で、動機は「腕試し」と「刑務官への怒りから転化した権力への怒り」と片山氏が証言していることを記した。 まず、後者の「怒り」の方について、報道や会見では出ていない片山氏の説明をご紹介。 <恨んだ刑務官は3名。しかし、名前が分かっているの…

 「権力への怒り」が動機という報道について

第18回公判を受けて久しぶりにマスコミ各社から報道があり、「権力への怒り」が動機という見出しを付けた記事が多かったが、その中に誤りが含まれている。 まず例として公判当日の毎日新聞。 ”<PC遠隔操作>被告「権力に漠然とした怒りあった」と動機” 毎…

 自閉症スペクトラム症という診断

長谷川氏は公判があった11月4日夜9時前後に次の様なツィートをしておられる。 <本事件の「心の闇」は解明でき、かつ修復されつつあったのですから。> <自閉症スペクトラム症とだけ述べても、何の説明にもなっていませんね。そう判定した根拠、自閉症スペ…

 IQ(知能指数)

今回第18回公判において被害弁償の意思が被告人から示されたという重要なことが、報道でも弁護人会見でも示されなかったことは先日記事で述べた。他にも報道や会見に無い被告人心理の解明に重要と思われる情報があった。 被告人質問で、片山氏本人が鑑定での…

 求刑予測に関するコメント返信

昨日の記事に2名の方からコメントを頂いてる。以前何度か量刑検討の記事を書いた時はまったく反応がなかったが、論告求刑が次回に迫って来たということで関心が高くなっている表れと思われる。返信を本記事で記す。 (1)morinosatooさん >求刑は4年6月以下か…

 求刑予測に関して

以下のTBS記事で求刑予測について触れていた。 "PC遠隔操作、片山被告が新たな動機「権力への怒り」" http://news.tbs.co.jp/part_news/part_news2340939.html <次回の検察側による論告では懲役10年以上の厳しい求刑が予想され、判決は年明けになる見通…

 第18回公判の位置付け(続)

今回公判で表明された「謝罪と反省」が、刑期を短くしてもらうための「うけ狙い」ではないかという率直な疑念に対して、当方の印象は「本物」と思えた。 ただし、当然被告人や弁護団の本当の心中は分からないが、結論めいて言ってしまうと「裁判としてはこれ…

 第18回公判の位置付け

昨日自己コメントで書いたように、今回公判は”佐藤氏と弁護団が本事件裁判の終結に向けて、「判決における被告人の利益最優先」の方向に舵を切った結果”という推測をしている。 そのため個別内容よりも、まず全体としての評価が重要と考えている。 公判期日…

 第18回公判傍聴メモ速報

傍聴できました。 まだメモの整理は全くできていませんが、神保氏のビデオニュースで公判後会見が早速アップされて、それを見た方は「今回公判はどうなったのか?」と思われる方も多いと思うので、当方が根本的と思う部分をまずご紹介。 -------------------…

鑑定証拠請求取り止め

ぺんてるさんが長谷川氏とTwitterでやりとりしておられたお陰で、今回いち早く状況を知ることが出来て深謝。 ツィート内容を見ると長谷川氏は相当憤慨しておられるようで、弁護側も弁護方針上などで色々事情はあるだろうが、ここまで来ての証拠請求取り止め…

第17回公判傍聴メモ2

傍聴記の前に、まずぺんてるさんからコメントで非常に重要な情報を頂いた。 11月4日(火)の第18回公判でメインテーマになるはずだった「心理鑑定書」を、弁護側が証拠請求しないということが長谷川氏のツィッターで明らかにされた。驚愕の展開であり、皆さん…

第17回公判傍聴メモ1

10月9日に行われた第17回公判の傍聴メモは、会見映像を見てから突き合わせを行って記事を書くことで考えていたが、IWJ及びビデオニュースの動画、そして江川氏傍聴メモも今回は全く出てきていないので、多分このまま出ない可能性が高そうである。 本事件の風…

雲取山の問題を更に単純化して検討

今までご紹介してきているように、雲取山証言は虚偽と判明したものやヤマレコ写真等と矛盾するようなもの多い。それらを現時点でまとめてみた(もっと有りそうだがが今はここまで)。 検討しやすくするために、一旦これらの証言がないものとしてみる。つまり…

怪しい書込み(別ID)

(4本目記事) 先ほどの以下スレに、別IDの怪しい書き込みがあった。 ”【速報】遠隔操作ウイルスのURLが嫌儲民によって特定される ★2” 特に以下の書込内容は、犯行声明メールが”10月10日(水)22時20分頃 - TBSラジオの番組『ニュース探究ラジオ Dig』宛”に…

怪しい書込み(続)

(3本目記事) 先ほど記事の書込みと同IDで次スレにも2つの書き込みがある。 こちらの方は、一応犯人とは違う人物のような雰囲気も感じるが、ファイル送受信方法は推測が合ってそうである。やはり怪しいと云えそうか。 逆に犯人でなければ、このような能力を…

怪しい書込み

(2本目記事) 先ほどの記事で紹介した「怪しい書込み」は、同じIDで3回に渡って書き込まれている。 参考にその書込みをまとめて以下にご紹介。 犯人でなければ、掲示板特定から検索方法までの一連の流れで書いているから、余程鋭い人の書き込みということに…

したらば掲示板アクセス(httptestman)等

今週10月9日(木)公判は野間氏が証言に立って、特別弁護人から見た本事件について証言するとのことで、当方も本日は久しぶりに雲取山から離れ、デジタル面で気になっていることをメモしておく。 (1)したらば掲示板のアクセス 8月11日記事”第14回公判の残事実”…

雲取山現状まとめ

昨日弁護団や片山氏の認識等の謎について考察してみたが、その中でもやはり片山氏の思考方法はどうもよく分からない。特に雲取山で埋めていないとしたら、何故それをもっと強力に無罪主張の根拠にして早く決着つけようとしなかったのかは大きな謎である。そ…

弁護団や片山氏の認識等の謎

雲取山について様々な角度から書いてきているが、まだ謎があるので本日は弁護団や片山氏の認識等について記す(更なる残りは又別途)。 (1)10:51写真の穴の有無認識 以下に該当部分を拡大して抜き出したが、左右同じ写真である。左の点線内は右の2つの点線の…

穴が開いていた時間

本日は予定変更して昨日makotosarutaさんからコメントを頂いた件について記す。 <穴をそのままにしたという供述は人がいない時に掘ったというのと雪の粉が写ったというのを両方成立させるために必要な間隔だったのでしょう。> 基本的に当方も同感。そして…

「10:51写真に穴が写っている」という仮定からの考察

昨日も書いたが、片山氏が「穴は開いたままにした」と証言した影響は予想以上に大きい。今日もそれについて記す。 「10:51写真に穴が写っている」と仮定して考察してみる。 穴は10:51より前に掘って、埋めるのは10:51より後でないと、写真に写らない。つまり…

片山氏対応に関して

一昨日記事で「当方もまだ半信半疑な面がある」と書いたが、昨日の更なる論拠で「穴が写っていない」ということは個人的には確信できる状況になった。 しかし、それでもまだよく分からなくて疑問が残らざるを得ないのが片山氏の対応である。当方は片山氏によ…

「穴は写っていない」という更なる論拠

昨日の予告内容とは変更して、本日は「10:51写真に穴が写っていない」という推測について、更に強力な論拠を見出したのでご紹介する。 昨日は「写真で穴を発見していたら、検察・警察側は弁護側を追い込む材料に使うはずなのに、それが行われていなかった」…

弁護側旧主張から予測する検察側回答

昨日の続きで会見説明による考察を行う。 まず当方の雲取山USBメモリに関する認識の経過を述べると、昨年5月16日に発見されるまでは犯人のいたずら心か攪乱戦術の一環で埋めなかったのだろうと見ていた。kokohore1で示された狭い場所の辺りに埋まっていれば…