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 未解明部分

(本日2本目記事)
一昨日記事で未解明事項の例として、旧本名Twitterの件以外に「横浜CSRF事件後の同手口による告白文書込み」の真偽が定かでないことを挙げた。
告白文書込みが本当ならば、本事件で初めて誤認逮捕者を出した横浜CSRF事件において速やかに被害者を救出するつもりだったということが立証される。情状面の心証には影響を与える可能性があったと思うのだが、真偽不明のままというのは非常に疑問。ただし、傍聴記が出ていない第16回公判で言及されている可能性はあるかも知れない。

他にも未解明点として、「鑑定書」・「担当医証言」・「雲取山」というような項目があるが、それら以外も色々あるので時系列で列挙してみる。
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・「はちま起稿」もCSRFで書き込んだとのことだが真偽不明(CSRFの開発時期が早まる)
・iesysの原型となったというソフト「egservice」の内容(どこまでiesysに流用出来たか)
・乙社でも丙社でも業務用PCの私的使用を繰り返した片山氏の心境(余りにも傍若無人
・新聞紙使用は「予告犯」の真似と明かしたが、USBメモリ山頂埋設も影響受けたのではないか(本事件のストーリー性有無)
・kokohore1写真を、すぐバレる同年10月ヤマレコ写真から流用したのは何故か(GPSデータで雲取山山頂を示せばkokohore2だけでも埋めた位置を理解させることは容易だっただろう)
・大晦日等の自宅行動は母親も分かっていたはずだが、母親の聴取が有ったら偽証して貰えるつもりだったのか(接見禁止で打合せ不可状態)
・逮捕前に考えたという「想定問答」の内容(どこまで考えていたか)
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すぐお分かりの通り、これらは当方の個人的関心事項が主であるが、同様に皆さんもそれぞれ関心を持つ未解明点があるだろう。つまり、皆さんの考えておられる点も含めたら、もっと膨れ上がるが、それが残ったまま結審に至るというのが現実の状況である。
裁判の目的として一定期間で有罪無罪を判定して量刑を行う必要があるから仕方ないが、これだけ長く裁判をやって来て、まだ多くの未解明点が残ることは残念というしか無い。やはり取調べを行わなかったことが効いてきていると思う。

以上