kensyou_jikenboのブログ

yahoo!ブログの同名ブログを移行しました

7街区緑地帯の「浸透抑制槽」マンホールなど

7街区緑地帯の現地情報をご紹介。

①7街区緑地帯の「汚水」マンホールは、「浸透抑制槽」の札が付いている
同緑地帯に「汚水」表示の蓋がついたマンホールが複数配置されている。「汚水」だけでは詳細用途が不明だったが、「浸透抑制槽 人孔」記載の表示札が付けられていて用途が判明した(「人孔」はマンホール直訳)。
イメージ 10

イメージ 1
本来は蓋を閉めておくところを、上掲のように現時点ではマンホールの蓋が少し開けられて、中にホースが入っている。

以前には以下写真のようにマンホールの横にポンプが置いてあった場合が有った。(蓋は閉まっていた)
イメージ 9

蓋が少し開いてホースが中に入っているマンホールは、7街区緑地帯で5箇所あり、何らかの形状のポンプを常時マンホール内に入れている状態と推察。

概略位置を以下に示す。(上掲の「人孔No.4」表示の写真は「A」の箇所)
この中で、Cは後述のように「揚水井戸」であり、その他4か所は「浸透抑制槽」マンホールと推測される。
イメージ 14
Bのマンホール
イメージ 2

Cのマンホール(マンホール右横にある細長い黒箱は「揚水ポンプ電力制御盤」で、Cは「浸透抑制槽」マンホールではなく「揚水井戸」マンホール…Cだけは「表示札」も見えないようである…このためCはホースは差し込まれているが、マンホール内にポンプが入っているかは不明)
イメージ 13

Dのマンホール
イメージ 12

Eのマンホール
イメージ 11

WPから各マンホールにつながるホース(一部)
イメージ 15

これから分かることは、都はWPを追加して強引に揚水するだけでなく、本来予定に無かった浸透抑制槽からの直接揚水まで行って、水位データ低下を図っている。このような無理を重ねた対策では、市場稼働の長期間に渡って、安定的に機能を維持していけるか、非常に疑問と言わざるを得ない。

②4月27日公表水位がで3m超の「6-①」地点のWPも4月17日から稼働
市場HPで公開されている観測井戸配置図にWP稼働日が追加された。
イメージ 3
6-①近傍のWPも現時点で実際に稼働していることが、稼働音により確認できた。(同WPは少なくとも3月中旬位からは設置されているのに、稼働が遅れた点は不可解だが理由不明)
イメージ 6

稼働後10日経っても3m超(27日3.11m)は、他のWP近傍の観測井戸データと顕著な違いが有る。豊洲市場敷地におけるWPによる水位低下メカニズムは未解明。今後は大雨の季節にも入り、WP稼働でも水位が上昇する可能性も有り、データの推移を注目。

また都が地下空間の説明ビデオで「豊洲市場の敷地はプールのようになっている」のなら、地点ごとの水位のバラツキがこれほど大ききなるはずもない。「プールモデル破綻」の原因調査を行っていない都の怠慢は酷すぎる。更には、WP稼働でも目標水位まで下がらなかったり、撤去後に水位が再上昇する場合は、外部地下水とのつながりも考えられてきて、環境アセスの問題にもなる。

③植栽の状況
これは単純な疑問レベルだが、7街区緑地の現在写真を見ると、木の葉が「黄葉」しているかのような色に見える(下草を刈ってあるので特に見えやすくなった)。今は「新緑の季節」がたけなわで、今から緑色になってくるというのも変。但し植物には詳しくないので専門家に尋ねてみる予定。

イメージ 5

イメージ 4

低いところも黄色か
イメージ 7

なお前掲6街区WP付近は緑が濃いように見えるので別角度から再掲
イメージ 8

以上