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文芸春秋2015年9月号記事全文

昨日のザハ発言報道は以下記事などで皆さんご覧になられたと思うが、各メディアで取り上げられ衝撃は大きい。
この記事の<(ZHA)事務所は声明で、支払いと引き換えに、事業についてのコメントを封じる追加の契約条項への署名もJSCから求められたが、これも拒んだ>と云う部分について、報知新聞は「JSCがザハ氏に口止め依頼」というようなタイトルを付けていることも有り、ネットではJSCへの批判が多い。
JSCに関しては新コンペでも主催者。これまで言及してきたように、新コンペにおいてザハ案流用が可能なら、流用した陣営の方が設計完成度が高くなり、配点の多い重要項目である工期面で非常に有利になる。コンペの公平性が保たれず成立しないから、少なくとも主催者であるJSCが公式にそれに絡むことはないと見ていたが、まさかの直接関与。これでは批判されても仕方がない。

ただし、ZHA側にも「ザハ案は建てられなかったのではないか」と云う重大な疑義が有ることを、昨年当ブログの中心的題材として取り上げてきた。つまり、JSCにもZHAにも問題が有るという状況。更にザハ案は「ザハ+○○設計」案とも呼ばれてきたように、○○設計も重要な役割を果たしていたが、同社は未だにダンマリを続けたまま。更に政府官邸側にも水面下の仕切り・仕掛けを担っていると思われる□□補佐官がいる。

他にもゼネコンを始め様々な登場者がいる中で、何が真相なのか分かりにくくなっている。それで内幕を相当描写していると思われる昨年の「文藝春秋9月号」記事を期間限定で全文掲載する(現在ではKindleでも買えないようである、代わりに雑誌で「文藝春秋2015年9月号特装版 (文春ムック)」になっている、記念にご購入も検討いただきたい)。
今までも分割して紹介して来ているが、今回全文を掲載して再度新国立競技場問題の深層をご確認いただきたいし、読まれていない方は是非御覧頂いて各登場者の動きなどについて「このような話もあるのか」ということで、本日隈氏会見前の予備知識としても知っていただきたいと思う。なお、同記事の真偽については、少なくとも当方検証では信憑性が高いと見ているが、全部が正確というわけでも無いと思うので、今後他マスコミなどの検証も期待したい。著者の「由利俊太郎」氏については情報がなく匿名の可能性が高いと見ている。

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以上