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雲取山埋め方推定他

会見ビデオは今朝見れたが、まだ詳細考察の段階までいっていないので明日以降やってみたい。
本日は会見でも重要な話題になっていた雲取山に関して、昨日参考用に作成した当方による埋め方推定図(超簡略図)をご紹介。
「斜め」というのは穴そのものが斜めではなく、多分この図のように「斜面が斜め」と今は理解。
会見ではUSBメモリが埋まっていた深さは19cmとのこと。
ただ、図にしてみて、捜索のプロがこんな初歩的なミスは有り得ないと改めて思える。
警視庁の名誉のためにも、もっと高尚なミスであることを期待しているが。
イメージ 1


なお、話は変わるが、ラストメッセージの目的外使用の懸念については、やはり検察は相当突っ込んできたようだ。佐藤弁護士が会見の最初のほうで明らかにしていた。
弁護団は、マスコミにも8月6日か7日に弁護側主張に添付して配布したとのこと。
理由も「配布そのものが目的ではなく、あくまでも弁護側の予定主張の趣旨を明らかにするため」と正当で明確。
頭の良いやり方である。

更に佐藤弁護士はこの話題の最後で「より慎重に行動しなければまずい」と言っていた。
一見殊勝なコメントでもあるが、どこまでが本音か狸なのか分からない。
切れ者とは佐藤氏のためにあるような言葉かと思う。

しかも、週刊現代の独占スクープ掲載号発売日が8月5日だったことはさり気なく何も触れない(笑)
狸の部分も相当持っているので、単に頭がいいだけではない凄みも感じる。
気が早いが、この事件が映画化される時は、佐藤弁護士が主役になる可能性が高いと思う。
その時の主演は、やはり役所広司クラスかと先走って考えてしまうぐらいである。

また、江川氏のラストメッセージ記事公開は8月10日 17時55分となっている。
週刊現代が大部分を売り切るまで待っていたと見てもあながち考え過ぎでは無いだろう。
江川氏のツイッターは猫が出てくるが、実際は狸の要素も相当ありそうである(笑)

ただ、そうなると他のマスコミが8月6日か7日に受け取っていながら沈黙していたのは大きな疑惑。
世間的には関心低下かもしれないが、重要資料の初公開だからニュース価値はまだ充分あるだろう。
週刊現代に抜かれたので後追いでは価値が低いと判断したか。
或いはあくまで検察に遠慮したか。今回の事件でのマスコミの報道姿勢は本当に問題だと思う。

それと、この証拠公表により、「懲戒請求されるか、されたら認められるか」ということは、本事件以外も含めて今後の公判前整理手続のやり方にも大きな影響を与える。
「可視化要求すれば取調が行われない」、「迅速で詳細な多回数の記者会見」などと併せて、今回の事件と佐藤弁護士の辣腕は検察の隠蔽体質を揺さぶり風穴を開けつつあると思う。
正に歴史に残る事件という面が更に強くなってきた。

以上