kensyou_jikenboのブログ

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9月26日公判無し

本日は公判開廷予定日だったが、ぺんてるさんのTwitterを見せていただいたら無くなったようである(以下の東京地裁の傍聴券交付情報から消えている)。
22日月曜日の打合せで決まったことと思われるが、これで雲取山の件の取り扱いも10月9日公判に期待ということになる。

また、先週の第16回公判に関して江川氏傍聴メモは未だ掲載されていないので、ぺんてるさんが9月20日コメントで書いておられたように何か第16回では事情があったのかも知れない。
神保氏のビデオニュース会見動画の方もまだ出てきていない。動画の紹介コメントの中に神保氏の雲取山偽証問題に関するコメントでも入るかもしれないと思っていたが、それも今のところ無しである。
ただ、ご両名とも基本的には毎回着実にフォローして来ておられるので、後からでも出てくることを期待。

更に独立系以外の既存マスコミの報道無しは、もはや当たり前になった感がある(笑)
マスコミも毎回傍聴者がいて、その人は虚偽証言自体も直接見ているわけだし、会見で佐藤氏から偽証であったことも明確に示された。それでも全く無反応。

虚偽証言の「気付き」については、wamogaさんがTwitterで以下のように書いて頂いている。
<「PC遠隔操作事件」片山被告がUSBを埋めた場所を間違えたのに弁護団、検察、裁判官、傍聴していたジャーナリスト誰一人気付かなかったという恐ろしい話し。>
<kensyou_jikenboさんが、被告が雲取山でUSBを埋めた場所を間違えたことに唯一人気付いたんですよ。被告が犯人ならUSBを埋めた場所を間違えるはずがない。>
(makotosarutaさんの「なにがキッカケで気付いたんでしょうか?」という疑問に関しては、当ブログを弁護団も見ておられます…以前会見や公判等で当ブログ内容に言及が有ったことも何度かある)

このように法曹三者どころかマスコミやジャーナリストにも気付かれず、更に後日虚偽だったことを会見冒頭で言及しても全く反応がない話題を、佐藤氏はよく取り上げていただいたと思う。
というのは佐藤氏及び弁護団からすると、本事件はもはや集結へ向かう段階に来ているので、虚偽証言のような又ややこしくなる可能性がある問題は取り上げたくないのが普通の発想だろう。
それでも公判で訂正して会見でも一番先に述べたのは、弁護士の主戦場である法廷での虚偽証言を弁護側の被告人質問でさせてしまったからには、手間が増えようが訂正しなければいけないという職業倫理観が根底に有ったのではないかと推測している。
佐藤氏のやり方や過去の経歴について色々ネットでも批判は見かけるが、本事件における情報公開や虚偽証言訂正の取組を当方は高く評価させて頂く。

対する検察側は虚偽証言に「全く気づいていなかった」とのことだが、この反応の真偽はともかくとして、そもそも「10:51写真に穴が見えるのかどうか?」に関する警察の鑑識結果と検察側の見解が示されることは必須。それが本日公判で行われることを期待したが流れてしまった。
もし、次回公判においても検察側から明確な回答がなされない場合は、弁護側は追求していただくと共に、調書の雲取山山頂行動の時刻記載内容等も会見などでご紹介いただきたい。
佐藤氏によると裁判所も「これだけの(大きな)事件」という認識をしているとのことで、裁判では不明点をできるだけ残さずに解明すべきと思う。そのためには心理鑑定なども重要になるが、証言の信憑性という根本部分の確認のためにも偽証問題の真相解明は必須。

以上