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監視カメラ画角に関して

以下の様な記事があった。

「追い詰めたのは最新鋭防犯カメラ」
"特に人通りの多い場所に設置された3台は360度を見渡せる半球状で、「カメラに写らずに島内を歩くのは不可能」。ネコの写真が撮影された高台の広場にも、そのうちの1台が設置されていた。”

上記は本当だろうか。
360°見渡せると云っても、前記事の監視カメラ写真(2.1、2.2)や画角検討図(2.5)を見て頂ければわかるように、
半分の180°は林であり木しか映らない。
広場と公園はあるが、その間の通路は一本道でしかも出入り口は絞られた形になるので、
通路だけ撮っておけば監視は充分であろう。
(「カメラに写らず島内を歩くのは不可能」と云うのは合ってると思われる)
360°タイプの必要性はないと思われ、逆に全周タイプであると映像が歪みやすくなる。

それに全周タイプだと直下付近を360°撮ることはできるかもしれないが、
今回10数メートルは離れている猫の位置は映らなくなる可能性大。
逆にそれが映っているとしたら全周タイプではないと思われる。
また半球状でも前回参考に付けた監視カメラは360°ではなく、104°である。

更に実際監視カメラを肉眼でよく見たら、黒いカバーの中にレンズ口らしきものが見えていて、
その方向が通路の方を向いていた。回転もしていなかった。
360°監視が必要であるとは思えない場所であることと併せてこれが現場で見た事実である。

どうも今回は報道もおかしなことだらけの様に感じる。
(早く監視カメラ映像が証拠開示されて実際の映像はどうか検証したいものである
 ・・・被疑者が映ってるのは間違いないがどのような姿が残されているのだろうか)