1月4日東京駅
昨日に引き続き1月4日行動検証で本日は東京駅関係。まず以下の発言。
< 僕が、最寄り駅から地下鉄に乗って大手町駅で丸の内線に乗り換えて東京駅まで行ったところまでは、防犯ビデオ映像で出ているんですよ。>
< 僕、東京駅はよく行くんです、駅中の店で食事しに。たぶん、その日はそれ目的で東京駅に行って、午後は秋葉原にいたと思います。それだったら、東京から山手線もしくは京浜東北線に乗って秋葉原に行ったというのが、僕の一番ありうる行動です。>
JR東京駅は広いから飲食店に行くまでには改札入ってから構内を移動することになる。
東京駅から秋葉原駅までの想定行動概要をまとめると以下になる。
両駅とも改札や構内には監視カメラが随所に付いている。
飲食店に入るときにもカメラがあることが考えられる。
そして階段やエスカレータの上下終端では、先頭の人が映りやすくなる。
同じJRで監視体制も同じか、東京のほうが厳しいぐらいだろう。
前述のように想定行動が多いから、全く映らないようにすることはほぼ困難ではないだろうか。
映像保存期間に関しては、1月4日の後、逮捕は2月10日であるが、特定は1月11日頃。
ただし、1月4日に東京駅に行ったことがいつ分かったのかは、今のところ明らかになっていない。
東京駅に行ったことを1月4日から1ヶ月以内ぐらいに見つけていたら、監視カメラ映像も充分残っていたのではないかと思う。
それに対して警察が1月4日の電車移動調査の必要性に気づくのが遅れて、監視カメラ映像の保存期間が過ぎて出せないとしたら失態になる。
1月1日雲取山捜索失敗などもあり、裁判官からすると心証は悪くなるだろう。
また、1月4日行動に関する被疑者調書はないから、本事件捜査の最大の問題と言って良いであろう「取調」や「任意聴取」をやっていないことがクローズアップされ、検察・警察には更に不利な材料になることは必至。
JRの監視カメラ映像が出ていないということは、今後大きな問題になってくるかもしれない。
そして検察側の「東海道線で川崎に行った」という主張(見立て)の件であるが、川崎駅での検討は昨日実施済。
前述のように階段やエスカレータ、及びホーム上の監視カメラに映る可能性が高い。
大きな証拠になるが、それも出てこないのかということになる。
片山氏は以下のように話しているので、「チャージが切れていた」ということでこのまま出てこないのではないかと想定。
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――片山さんは電車で移動する際には何を使っていますか?
――でも、どのみち警察は押収していると思うんですよね。
「そうなんですよ。その日、僕が東京駅まで行った記録と、そこから秋葉原まで行った記録とが、あるはずなんですけど。あるいは、たまたまその日、チャージを切らしていて切符を買ったかもしれないですけれど、記録がないというのも変ですよね」
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以上