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第16回公判は一週間後

第15回公判の最後に裁判長が両陣営に今後の進め方の意見を聞いた。
検察側は、情状の被告人質問を次回第16回公判で30分ぐらい予定していて、その後はすみやかに論告求刑に移りたいとの意向であった。
弁護側は「情状鑑定を行わないと真相に迫れない」という見解で、閉廷後に「長谷川氏の意見を聞いてもらいたい」ということだった。

しかし、結果的に情状鑑定は却下されたので、夏季休廷前の段階で、次回公判内容としては検察側被告人質問30分程度以外は特に決まっていなかったと思われる。
その後夏季休廷も終わり、3者間で何か打合せられたかも知れないが情報はない。

そのような中で、次回公判は早くも1週間後に迫った(9月19日)。
公判内容は前述のように殆ど分からないが、当方が注目するのはやはり「雲取山虚偽証言」の件である。虚偽証言が行われたのは第14回で7月30日。第15回は8月7日で間隔が短かくて証言訂正出来なかったという事情は有りえるだろう。
しかし、9月19日だともはや1ヶ月半以上経過することになる。その間情状鑑定は行われなかったのだから、弁護団は片山氏への接見で虚偽の理由や実際の行動などを聞いて整理する時間は充分あると見込まれる。

虚偽証言は弁護団の被告人質問で起きた。被告人と事前打ち合わせもした上で、法廷において虚偽を述べさせてしまったということになり、証言訂正の責任は第一義的には弁護団にあると考えられる。偽証が裁判の正式記録に残って訂正も行われないのでは、裁判の信頼性にも関わる。弁護団は少なくとも次回公判での証言訂正が必須になるのではないか。
真相を知りたい当方や皆さんにとっても、是非やってもらいたいことである。

その際に埋設場所訂正としては、北東面から南東面に埋設位置を変えるとしても、その結果として10:51写真の南東面下にkokohore2相当の穴があるか?という疑問が発生する。これを検察側に正式に確認する必要が出てくるだろう。弁護団から問われた場合、検察・警察側がどう答えるかが注目される。

昨日までに示したように当方の検討ではkokohore2相当の穴は見えないように思えるが、もし検察・警察側が「穴は有る、穴は見える」という回答を行うならば、当方でも10:51写真の三角点周辺は細部まで理解出来てきたので、検察側から位置が示されたら又検証したいと思う。

なお、検証の目安として10:51写真に「kokohore2相当の穴がもし有ったら、このような位置に見えるであろう」という追記を示す(穴の縦横比等は詳細未検討…南東側面下部を地表に延ばしたライン上に直径約13cmの穴がある場合の概略イメージを黄色点線で表す)。
イメージ 1

以上