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yahoo!ブログの同名ブログを移行しました

ヤマレコ以外写真Exif情報と下山時刻関連考察

昨日紹介したヤマレコ以外のブログ写真には「Exif情報が付いている」とのコメントをSeijiさんから頂いた。(YahooブログはExif情報が消されてしまうが、残るブログもあるようだ)
それでExif情報を写真に入れて後の方に再掲載する。

注目していただきたいのが、最後に追加した11:37の手袋に雪の粒が写った写真。
その前にも11:37の写真があって、避難小屋付近から下の登山道を見下ろして撮っているようだから、手袋写真の撮影も同じぐらいの場所と考えられる。避難小屋から山頂は上りで2分ぐらいのようで、ごく近いところにある。そこで11:37分ごろに雪の粒が見える状態になった。
片山氏は第14回公判で次のように証言している。
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――山頂に着いたのは? 
10時40分頃。 
――山頂の滞在時間は? 
40~50分。 
――「このへん」写真はなぜ自分で撮ったものを使わなかったのか。 
下山してから気がついたのですが、途中で粉雪が降ってきて、白い雪の粒が写り込んでしまっていた。
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到着時刻は10時40分頃と言っているが、そこから40分~50分の滞在ということで正確な下山時刻は分からない。そして、雪との関係で下山時刻も重要になってくる。
片山氏は自分が撮った「このへん」写真は「雪の粒」が写り込んだから使わなかったと証言。11:37の手袋写真に見える雪の粒と同じ頃なのかどうかということになる。
前述のように手袋写真は頂上すぐ下の避難小屋付近で撮られたとみられるから、頂上も11:37頃に「雪の粒」が見えるぐらいに降ったのだろうか。10:40からとして、11:37まで滞在したとすると57分経過となって、40分~50分という滞在時間の範囲を越える。
ただし、山の天気は少し離れただけでも変わる可能性がある。
だが、下山時刻の重要性と、現時点では下山時刻にもまだ曖昧さがあるということは着目すべき点と思われる。

なお、下山時刻に影響する滞在時間に関しては、保釈後の江川氏インタビューでは30分~40分と言っている。
<――山頂にいる時間、常にひとがいた? 
「30-40分の間、常に人がいました。>

「常に人がいた」は公判で嘘だと認めたが(写真検証からは本当という気もするが・・・)、30分~40分と短めに言ったのは記憶が曖昧なだけか、それとも何かを隠そうという意図があったのか。
ただ、登山する人はヤマレコでもコースタイムを書く欄があったりして時刻は随時確認することが多いと思われ、大学時代に短期間ではあるが登山系のサークルに所属したという証言をしている片山氏も、到着や下山の時刻を腕時計やスマホ等で確認しているのではないか。
また、片山氏は家に戻ってから写真を見直して雪の粒を発見したりしているのだから、Exif情報も確認していることは充分考えられる。それからすると滞在時刻の証言には変動や幅がありすぎるだろう。実際に片山氏が時刻をどのように確認していたか聞き出すべきと思う。

また、同インタビューでは以前にも紹介したが、雪について以下のように言っている。
<――片山さんが登った一昨年12月1日は、雲取山は雪が降ったようですね。 
 「途中から。山頂についたときは、粉雪ですね」 >

この話も更に疑問が強くなり、少なくとも10:40頃山頂到着時に粉雪ということは全く有り得ない。片山氏の雲取山証言は一体どうなっているのであろうか。
単に曖昧な記憶で適当に話しているのか、或いは何か意図があるのか。だが、「10:40頃山頂到着して5分間ぐらいは人がいなかった」という証言は、その5分間に何ヶ所か試掘を行ったというストーリー性のある証言も加わるので、適当に言っただけの証言とは思えず意識した虚偽と考えざるを得なくなる。更にもっと完全な虚偽であることが明白なUSBメモリの埋設位置証言もある。
意図があるとしても、今更何を隠そうとするのか、理由が不明。矛盾だらけである。

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以下Exif情報追加写真を時系列で掲載する。
ブログ作者のコメントとExif情報の時刻とは合わない場合もあるが、SeijiさんコメントのようにiPhone4時刻は正確と考えられ、デジカメの方も同じブログの他写真コメント等からの推測で大きなズレはないと思われる。
追加した三角点写真はiPhone4なので10:55確定として、雪が降る前の三角点写真は「10:38、10:41:26、10:51、10:55」の4枚となり、10:37と10:59には標識写真がある。

10:37時点で5人程度いたと云うコメントと10:51写真に多数の人が写っていることもあり、少なくとも10:37~10:59までの間に、他に人がいない状態で穴を掘るということは不可能と断じて良いレベルと思う。一体いつどうやって掘ったのだろうか。
また、10:55の三角点写真は側面A側から撮っている。もし穴が掘られた後だとすると、撮影者がもう少し離れて撮っていたら穴が写ったことになる。片山氏は穴は小さいから気づかれないと思ってそのままにしたとの証言だが、直径10cm程度はあって脇に掘り出した土も盛り上がっているから、人間の目は優れているので自然の穴か人工的かはすぐ見分けつくだろう。ましてや写真なら後で見て分かってしまう。片山氏はそのような大きなリスクを放置したのだろうか。当方個人的には10:55写真の時にも穴は無かった可能性のほうが高いように思える。

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以上