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真犯人メールの不自然な点追加

rec*lde**des* さんの傍聴メモ末尾に次の片山氏発言がある。
<無罪をとるつもりでいたが、真犯人メールで失敗したことでスッキリした>

片山氏は成功するつもりだったとしても、真犯人メールには数々の不自然な点があることは指摘してしてきたし、ネットでも言及がある。
特に当方がおかしいと思ったのは「WebメールではなくSMTPメール」、「Tor不使用」というメールの送り方そのものであるが、メールの内容にも不審な点が多々ある。
例えばそれまでとは全く違う「長すぎるタイトル」やその後本文ですぐ否定している軽さなどもあるが、ネット上で「文体が違う」という指摘も見かける。
それに関連して、当方から見た特徴的なことを追加。
< はいタイトルはウソでーーーす\(^o^)/。ご安心ください。
あ。真犯人です。お久しぶりですね^^>

気がついていた方もおられると思うが、文体の軽さだけでなく、「顔文字」が使われている。
satoru氏の”犯行予告&メール内容全文”があるが、その中に顔文字はない。
それなのに真犯人メールでは出だしから顔文字使用(しかも控えめな^^だけではない)。

また、本事件の犯人は2chに詳しい割には、予告文等には2ch用語の使用が少ないのも特徴と当方は考えてきたが、真犯人メールでは以下のように2chで使われる顔文字と「プギャー」という言葉が出てきている。
有罪判決が出たら、誤判した地裁をm9(^Д^)プギャーした上で助けてあげる予定だったんですが、> (当方注:m9 は人差し指を前に突き出した手の形で、指差して笑っているところを表す顔文字)

片山氏は「助かりたいという気持ちで必死になった」状態で書いたと云うが、犯行声明メールやラストメッセージで見せた(片山氏が作った)基本的に淡々としたキャラの犯人が書いたのではないことが容易に透けて見えるような書き方をしていることになる。

また、真犯人メールには「雲取山江ノ島以外のルート検索」を確認したということで<鹿島神宮、鹿島ハイツ、伊勢神宮、道の駅富士川楽座駿河健康ランド会津若松駅会津桧原駅高崎駅行田市>が挙げられている。その中の「行田市」は以下の祭りを検索したのかもしれない。
第19回市民祭 行田浮き城まつり”【忍城おもてなし甲冑隊編】
<そして(7月29日)18時過ぎ、いよいよ忍城おもてなし甲冑隊の登場となりました >
7月29日(日)は21時45分頃大阪市HPに犯行予告を書き込んでいることもあり、時間的に実際に祭りに行っていたかどうかは不明だが、合戦祭りと同じ「甲冑」つながりで興味を持っていた可能性は充分あるだろう。(行田の甲冑隊は一般参加では無いようなので、出演は出来ないと思われる)

更に、以前にも紹介したが、居合道場では12月22・23日の鹿島だけでなく、9月22・23日の会津合宿」にも参加していたことが写真でわかる。
6月から習い始めたということだが、非常に熱心だったと思われる。また戦国時代の歴史に強い興味を持っていたから居合を始めたことが考えられる。(多分戦国もののゲームの影響もあるだろう)
「帰途の磐梯山SAでいつもの記念撮影」となっていて片山氏も写っているので、会津には車かバスで行ったと思われるが、関連で「会津若松駅会津桧原駅」も検索を行った可能性がありそう。

鹿島関係、伊勢神宮、静岡関係も説明がつくので、残るは「高崎駅」であるが、「熊谷駅」であれば行田市の祭りにバスが出ているようである。しかし、高崎駅は相当離れているので、何の関係で検索したかは今のところ不明。

それにしても、ここまで片山氏の行動につながるような検索を確認したことを、本来縁もゆかりもない犯人が詳細に書くのは逆に不自然と考えなかったのだろうか。
「助かりたいと必死だった」ということは分かるにしても、余りにもやり過ぎ。
リア充で歴史や登山・旅行など興味対象が多いにも関わらず犯行を行ったことと共に、こういう点にも深い精神的問題があるのではないかと当方は推測している。

真犯人メールはまだまだ不明点や不自然さがあるが、一旦本日はここまでとする。
なお、片山氏作成と分かってしまった後の検討は余り意味が無いと思う向きも有るかも知れないが、河川敷スマホで偽装がすぐ分かってしまったので、本事件に関心を持つ人たちの間でも真犯人メールは検証不足があると当方は見ている。
実際は片山氏という人物を知るために大きな手がかりとなる物証と個人的に捉えている。

以上