kensyou_jikenboのブログ

yahoo!ブログの同名ブログを移行しました

心理鑑定に向けて

本事件では情状鑑定として、臨床心理士の長谷川氏による心理鑑定が行われる方向であり、正式決定はまだであるが事前準備的に第13回公判から弁護団の横に席が設けられた。
当ブログでは心理分析も入手可能な限られた情報の下ではあるが試みてきたのでプロの心理分析と鑑定がどのようになるか非常に注目している。
その関連で、本日も真犯人メールを取り上げる。メール中に以下の項目がある。
-------------------------
記憶媒体をリアルに隠す候補
上で書いたとおり片山氏の経路検索と関連付けて、江ノ島雲取山以外にもいくつか候補を考えていました。
鹿島神宮の賽銭箱に投入
・(片山氏が福島県出身なので)福島の避難区域に忍び込んで野生化したペットか家畜に装着ッ!
・ローマのトレビの泉に投入
ほかに、片山氏と無関係に思いついたことは、
・ガチャポンカプセルにUSBメモリと重りにパチンコ玉を入れて道頓堀に投入
・どこかの有機栽培やってる農村の肥溜めに投入
奈良公園の鹿に(以下略
そういった、しょーもないことをいっぱい考えてました^^
-------------------------
この部分だけ取り出すと分かりやすいと思うが、余りにも幼稚と云っていいような発想が並んでいるのではないか。
別に真犯人がいたとして、プロファイリングでの推定年齢として30歳前後ぐらいというのは衆目の一致するところだっただろう。Wikiにおいても産経新聞の記事を基に<警察は「犯人は東京近郊に住む30歳前後」とプロファイルしていた」>となっている。(この警察情報がどこまで信憑性あるかは不明だが)

「ガチャポンカプセル」や「肥溜め」など自分でもしょうもないと言ってるが、犯人が30歳前後で書く内容なのかと思うし、それまでのメール等で伺わせていたキャラとも乖離が大きい。
これをどう受け取ればよいか考えると、当方は「片山氏の地の発想が出た」と推定している。
つまり、真犯人メールは片山氏の発想が分かる「心理分析のネタの宝庫」だと思っている。

更に上記内容から特徴的な点を挙げると、「鹿島神宮の賽銭箱」や「ローマのトレビの泉」がある。これは片山氏に関連付けるということなので、江ノ島と同様に真犯人も鹿島合宿やイタリア旅行に付いていくことまで発想したということになる。(賽銭箱や泉への投げ込みは定期的に回収されるだろうから、雲取山と違って長期間仕込んでおけないので片山氏行動に大体合わせる必要が出てくる)
真犯人が実際にいたら「そんなことでローマに行くことなど、ほんの少しでも考えるわけがない」と呆れるような発想だろう(笑)

これらは片山氏が持っている(余りにもズレた)発想の仕方が滲み出ている可能性があると思っている。ただし、片山氏を貶めるつもりは全くなくて、これだけズレていると精神的に何か問題を抱えていて、それを早く発見し矯正する必要があるのではないかと当方は考えるということである。

実際の心理鑑定では本人にも直接聞けるし、関係者からも情報が得られるだろう。
教育関係だけでなく刑事事件における心理鑑定も多数行っておられるという長谷川氏の鑑定は是非裁判所が早く正式許可をすることを期待したい。

以上