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12月1日午前10:51写真の再検討

弁護団会見も月一ペースとなり、世間ももはや忘却レベルの感もあるが、当方では色々新しい観点が出てきているので順次ご紹介。
本日は関心の高い雲取山の続き(飽きたという方もおられるとは思うが(笑)、書くことが色々あってまだ続きそう)。

本日ご紹介の観点は以下となる。
 ・12月1日午前10:51撮影の被疑者らしき人物が写っている写真がある。
  12月1日にUSBメモリが埋められたとすると、この写真は埋める前か後か?

単純な論点なのだが、これがなかなか微妙。
ヤマレコに写真アップした人が1月20日に警察の聴取を受けた日記の記述は以前紹介したが、それに付いている説明写真がヤマレコのものより拡大しても見やすいことに今回気が付いた。
投稿者の説明写真は元画像をトリミング&拡大したものと推察される。その写真を以下に示す。(「このあたり」という赤追記は未だに意味するところが不明)
イメージ 2

更に以下の論点と当方見解(矢印の後)を示して、該当する箇所に中央拡大写真で番号記入した。
 ①金属シャフト影
 →犯人写真2(後で添付)との比較・・・当方には犯人写真2より僅かながら長いように見える。
②土台中央縦線の左右面
  →写真奥側(左側)の面が暗く見える。同じ面が犯人写真2では明るく写っている。
   (太陽が西方向に移動していくと、奥側の面が影になる)
③土台下の状況
  →見やすくなってもまだ分かりにくい。ただ、個人的直観では埋め戻し後のようには見えないような・・・。
   (なお以下写真に緑の点線円で示した穴位置の推定範囲は目分量であり、正確と云えるものではない。
    原本で更に細かく見る場合は10月22日記事でご紹介したヤマレコの投稿者日記にあり)
イメージ 3

①金属シャフトの影と、②土台中央縦線の奥側(左側)の面の影の状況からは、10時51分写真は犯人写真2が撮られた時刻の後ではないだろうか。
ただし、犯人は写真2において各部の露光を調節しているようで、特に土台中央縦線のあるコンクリ土台の端面は明るくなっている感じで、奥側の面は実際は影が出来ているのかもしれない。
③はまだ良く分からない。

以上のような論点だが参考用に犯人写真2も再添付。
(丁度中央縦線左右の面の両方に光が当たっているようにも見える。やや左が暗いか。犯人は露出をアップしているようだが、シャフトの影はくっきりと云っても良いレベルで見えている。よって10時51分の写真は中央縦線左右のうち左側(奥側)の方の面に影が出来ていて黒く見えているではないか。つまり犯人写真2の後ではないだろうか)
イメージ 1

ただ、影の見方は難しいので、ご見解やご意見お有りの方はコメントでよろしくお願いします。

以上(丁度犯人写真2を添付したので関連で以下追記実施)
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[追記]
・shhsshさん11月9日コメントに関して
 <佐藤弁護士は写真2も本物ではないと主張しておられましたがいかがでしょう。>
→まず佐藤氏の主張の筋立てを推定(①→⑥)
①被疑者は犯人でないから、12月1日登ったが埋めていない
②警察は元旦に発見できなかったが、埋められてなかったからではないか?  
③5月に再捜索で発見されたというが、誰か(真犯人)が元旦以降に埋めたのではないか?
④元旦は土が凍っていてスコップで歯が立たず、ツルハシを借りて掘って見つからなかったというが、12月1日も山頂では既に気温が下がって土が凍っていた可能性があり、被疑者も埋められなかったのではないか。
 まさか被疑者がツルハシを持って登ったとでも言うのか?
 また、被疑者がスコップなどを持って登ったという証拠はあるのか?
 被疑者らしき人物が映っている写真は半身ながら手元は見えるが(但し左手側のみ)、スコップのようなものは持っていない・・・木谷氏発言。
 ⑤誰か(真犯人)が雪が解けてから埋めに行ったのではないか。
  そうなると被疑者は2月10日に逮捕されているから、埋めたのは被疑者ではない。
 ⑥被疑者は埋めていないのだから、12月1日に埋めるところを撮ったこともない。写真1もヤマレコから持ってきており、写真2も偽造されたものであろう。

次に偽造の可能性については、謹賀新年メールが解読されてからネット上ですぐに写真1の流用が指摘され、写真2も偽造ではないかという書込があった。
その辺りは以下のsatoru氏のブログが詳しい。
”遠隔操作の雲取山の写真は偽造である可能性が判明”2013年1月2日
(2ch引用)
<815 : 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です : 2013/01/02(水) 01:42:32.63 id:CUgbT7yD0
kokohore2.jpgの画像イジってみたら、各パーツの露光が全然違うわ
・・・>

その後書込の指摘内容を否定する人も多く、また追試のようなもので確認できた人もいなかったように当方は思う。(当のsatoru氏も引用はしているが、書込の偽造指摘に対しては何も論評していない)
しかし、この書込が結構尾を引いている感じで、偽造の話自体は残ってしまった格好になった。

これに対して、犯人が1月5日「延長戦メール」で具体的に反論している。
<kokohore2.jpgが合成だとか疑われていますが、これは本物です。
元はもっと広角で撮った写真をトリミングし、細部が暗くて見づらかったのを少しHDRフィルタかけてレタッチしただけです。
部分により露光が異なるとか言われているのはそのせいです。>
論点に合わせてきっちり反論しているので、当方は本物と考えていて、他にもそのような見解の方が多いと思われる。
佐藤氏は前述のように「被疑者は埋めていない」という弁護士としての当然の発想から論理を組み立てて、偽造という見方を述べていると思われる。

追記以上