雲取山山頂時系列など
昨日tsunさんからコメントを頂いている。
>真犯人が埋めたのは、写真２を撮った直後と考えられますので、影ができる晴れた午前中と推測できます。撮影用に穴を掘ってから、人に見られないうちにUSBメモリを埋めたはずです。別の日に雲取山へ行き直して埋めたとするのは、考えにくいことです。
当方は当初犯人が埋めた位置をわかりやすく示すために少し穴を掘って写真を撮ってから、更に目的の深さまで掘って埋めたという2段階で考えていた。
犯人写真2の穴の深さが「19cm」には達していないと見たからである。
しかし、この件は以前書いた際に色々コメントを頂いて、特に「19cm」は穴の深さではなく三角点土台下からの距離ということで、穴はもっと浅くて良くなり、写真2は掘り終わった後を示すと理解できる。
ただ、ジップロックはある程度硬さが有るし、写っているジップロック？のサイズは相当大きいので折りたたんで厚みも出るだろうから、写真の穴の深さではちゃんと納まるかという感じもして、更に深く掘った可能性も有るだろう。
いずれにせよ写真2は埋める直前に近いタイミングで撮られていると思うが、今回気になったのはそもそも写真2は必要だったのかという点である。
いったん手を止めてスコップを置いてカメラを取り出しアングルを決めて撮り、カメラを置いてから又スコップを持って埋め戻す。
そのような時間でもできるだけ手早く埋めてしまいたい場合はもったいないだろう。
ただ写真2を付けても問題はないし、分かりやすくなるとは云えるのだが、あえて「写真2は必要なのか？」を考えてみたのは、犯人の心理状態に繋がってくるからである。
当方は、もし被疑者が犯人とした場合、「何故江ノ島の衆人環視のような場所で首輪をつけたのか？その心理状態はどうだったのか」という点に関心を持ち続けてきた。
事件に対して「犯人は？手口は？」という面だけでなく、「動機や行動心理」も出来る限り解明したいと個人的に考えている。
ただ、心理は内面なので解明も難しさがあり、まずは心境がいつ頃変化したかという時期面を重視している。
当初は雲取山時点ではまだ隠蔽をきちんとおこなっていただろうと考えていたが、調べていくほどそうではない可能性が出てきている。
その一環が写真2の必要性ということである。
人がいる山頂で見られないように手早く隠すなら出来るだけ作業を少なくするのは当然である。
別途加工できる写真１だけで位置は充分示せるのだからそれだけにすれば良い。
そういう当たり前の合理的発想もしなかったのかということになる。
更にもっと重要な行動は雲取山山頂に埋めることを選んだこと自体である。
江ノ島とは状況が違って、見られることを避けて埋められるかと当初は思ったが、そういう場所では無いことが分かってきた。
人に見られるところで実行したということは、そのころから江ノ島と似たような心境になっていたのかということになってくる。
心境変化のタイミングはその頃なのか、もっと前かも知れなくなる。
このように心理面も考察して行こうと考えているが、個人的重要関心事ということで進めて行きたいと思っている。
ただ、雲取山には興味をお持ちの方も多いようなので、「どれぐらい人に見られそうな場所か？」を検討してみるために、12月1日10時台～11時過ぎの山頂の様子をヤマレコの写真と行動記録をベースに時系列でまとめてみたので参考に以下に示す。
上表で赤の時刻は、三角点を間近で撮っている人(B氏)がいたり、被疑者らしき人物が三角点から離れていたりして、埋めることが不可能な時刻である。
黄色は三角点を2度も撮って関心有ると思われるB氏が、三角点が見える位置にいたと思われる時刻である。
赤の時刻以外は手早くやって埋めることが出来たかもしれないが、例えばB氏が登ってくる時刻辺りで埋めようとして周りを見渡せば向かってくるのがすぐ分かる。
諸々を考え合わせると、少なくともB氏が登り始めた33分頃から2度目の三角点撮影を行った41分までにもし埋めたとしたら、B氏の視線が向いている可能性がある中で埋めることになったと思われる。
そのような状態でも埋めていたとすると、実際にB氏が気が付いていなくても前述のように「見られていてもいいという心境」で実施したことになり、当方の関心事に繋がってくるということである。
そして灰色の時刻は曇って来て陰のある写真2が撮れなくなっていたのではないかと推察される時刻である。
以下に写真も添付する。
①2012年12月1日 10時08分
②2012年12月1日 10時27分
⑥2012年12月1日 10時38分_1
⑧2012年12月1日 10時41分
⑨2012年12月1日 10時51分
⑩2012年12月1日 11時07分
⑪2012年12月1日 11時08分（「雪が舞い始めました」という投稿者のコメント付）
⑫2012年12月1日 11時20分 （以降は雪になってくる）
写真は以上であるが、以下の件については新たな考察が得られたので明日記す予定。
>(雲取山に埋めた時期は)自殺予告メールの前であることは否定できないと考えます。
以上
