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検察の証明に関して(第一印象)

江川氏がその後まとめも出されていた。
”【PC遠隔操作事件】報じられてきた「決定的証拠」はなかった”

決定的な証拠は無かったとのことだが、”猫の首輪装着の時間帯が絞られた”ことは大きい(1月3日午後2:54~3:16の模様)。ただし、被疑者も猫も画面には入っていたが、「監視カメラの位置が遠く、何をしているかは映像からははっきり分からない」という状態のようだ。猫の位置まで約17mもあるから、焦点がそこに合ってなかったりしているのだろう。

ただ、この画像に関しては、昨日明らかにされた他の証拠も含めてまずは被疑者に確認してからと云うことになる。
逆に言えば、何故今まで確認してなかったのか。特に監視カメラ映像に関しては余りにも引き延ばし過ぎ。
5月17日の初回公判前整理手続、或いは逮捕直後からでも提示できた証拠である。捜査の継続にも関係なく、待つ必要など無かった。本当におかしな対応であるが、全ては弁護側が被疑者に確認してからだろう。

今朝は第一印象としてここまでにして、C#その他は記者会見や証明予定事実記載書第三部の更なる詳報が入ってくるのも期待して今後順次考察予定。

ただし、江川氏や産経新聞の記事を見ても肝心の”遠隔操作の証拠が出されていない”ことに関して直接的な言及はないようだが、まさか検察は遠隔操作の証拠は見つからず、最終的にも「東京都内又はその周辺」、「インターネットに接続したPC」で押すつもりなのだろうか。
そうだとする、猫の首輪の件では被疑者・弁護団不利の情況のようだが、遠隔操作事件で遠隔操作の証拠がないということなら検察側も苦しい面があるのは否めない。今後、猛暑のような熱いやり取りが繰り広げられそうだ。

以上