5月１日専門家会議「感染者数は3月末にピークを打ち、4月1日までに実効再生産数は１以下になっていた」

5月1日専門家会議が開催されたが、その資料を示す。

「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」（2020 年 5 月 1 日）

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000627254.pdf

まず全国と東京都における「感染者数の推移が、確定日と発症日で提示」。

次に全国と東京都における「実効再生産数が、推定感染日で提示」。

結果的に、全国・東京都ともに、「感染者数は3月末にピークを打ち、4月1日までに実効再生産数は１以下になっていた」。

これは本来なら、1週間前の4月22日専門家会議でも、例えば「3月末にピークを打っていた」ということが言えるデータは、既に集まっていたのではないか。

実効再生産数は計算が必要になるが、それでも4月1日までには1以下になっていたという重要データが判明したのは一体いつなのか？

仕事が遅すぎるように思えてならないし、更に慎重を期しすぎて？見通しを出すのが遅れたのではないか。そのため、政府としては「緊急事態宣言」を延長する方向で進んでしまい、実態は既に収束が見えていたのに、5月末まで延長という決定を下すことになってしまったのではないか。そして結果的には、延長しても僅か1週間後には、大半の府県で解除という不可解な動きにならざるを得なかったと推察する。（その後も取り繕うために、関西と首都圏・北海道を段階的に解除し、5月末までではなく5月25日には全国で解除に至ったのではないか）

以上