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藤井聡氏「緊急事態宣言は効果なし」の指摘

藤井聡氏の指摘をツィで紹介した。https://twitter.com/kensyou_jikenbo/status/1263468615854063621

[メモ 緊急事態宣言効果なし] 藤井聡氏が、豊洲問題では間違った説明で真相解明を妨げたが、コロナでは的確な指摘。同氏は元内閣参与で発信力も有る ”政府宣言解除、次は「25日に判断」" →たかだか4日の延長は苦肉の策 裏では藤井氏発言等で官邸は追い込まれている? 同氏がこのカードをどう使うか

→同氏作成の的確な図とコメント

https://twitter.com/SF_SatoshiFujii/status/1263318233735557120

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当方も東京都のデータで、再度グラフ作成してみた。

5月の途中から集計方法が2種類になった。

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4月7日緊急事態宣言発令時はAのグラフだった。その後効果を見ていたところ、4月17日にピークが来た後に減少。

「Kontan」さんによると、潜伏期間:平均約5日、発症から要請確認:約7日でタイムラグは計12日と見ておられる。

https://twitter.com/Kontan_Bigcat/status/1263657225324650496

それを当てはめると、4月7日宣言発令で、19日ごろから効果が出だす可能性が有った。バラツキもあるから、4月17日ピークは有り得ると思えた。つまり緊急事態宣言の効果が有るようにも見えた。

しかし、保健所からの報告日ベースでの集計だったため、複数日の分がまとめて来る場合も多く、休日などの影響も有って、実際の感染状況に即したデータとは言えなかった(未だにFAX使用での遅れもあった)。

それに対して、陽性確定日別のBのグラフだと、4月7日宣言発令の2日後の4月9日にピークが来て、その後減少が継続している。つまり、最初からBのグラフが出ていれば、早い時期に「緊急事態宣言は効果なし」と判定可能だった。

そして、確定日で集計することは疫学的常識だったことは昨日も感染研の資料で説明したが、根本的に大事なので再掲。なお一般技術的に見ても、常識中の常識が、今回はやられていなかった。

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藤井氏は、その後もどんどん発言されているので、参考にURL掲載

https://twitter.com/SF_SatoshiFujii/status/1263387139036725248

https://twitter.com/SF_SatoshiFujii/status/1263482543044771841

https://twitter.com/SF_SatoshiFujii/status/1263475125632020481

https://twitter.com/SF_SatoshiFujii/status/1263588813856636928

 

以上