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コメントへの返信Ⅲ

また本文で返信させて頂きます。

>不可解なのはなぜ検察が起訴に踏み切ったのかということですね。
佐藤弁護士の云うところの「見込み起訴」のそもそもの発端は、
警察が江ノ島監視カメラ映像から容疑者特定して内偵してしていた時に、
意図的かそうでないかは別としてマスコミに情報がリークされて、
マスコミが張り付いたので逮捕せざるを得なくなったことにあると考えています。

そのため任意での取調べをやれなかったことが、警察の痛恨事だと思います。
さらに云えば、本来は江ノ島監視カメラの映像で、参考人としてすぐに任意聴取して、 
自宅PCとスマホも任意提出を受ける手があったと思います。
会社やプロバイダのログは、被疑者には容易改ざんできないので、
まず個人のものだけ押さえれば、逮捕勾留しなくても証拠保全も出来たはずです。 

その上で任意聴取を数週間でも続けて、容疑が深まったら逮捕。
このような手順が警察としても望ましかったと思います。
それがリークの影響で出来なくなってしまった。

それで、検察は警察が云わば「見込み逮捕」した案件を受けざるを得なくなり、
結果的に「見込み起訴」に繋がったものと考えます。
なお、3月22日に最初の起訴が行われていますが、これは意味深です。
3月末には検察内の定期人事異動が有り、実際に本件の担当検事も移動で代わっています。 

前任者が起訴の道筋を付けたことを明確にするため、或いは前任者の責任として、
移動前に起訴したのではないかと考えています。
しかし、後から引き継いだ方は大変だと思います。サラリーマンの悲哀も感じます。

>コンピューターにトロイを仕掛ける方法はほかにどのようなことが考えるのでしょうか?
これはネットからダウンロードしないで行う方法という前提なら、被疑者が席にいないときに
パスワードを知っている社内の人がUSBメモリか何かで、直接被疑者PCにインストールする
方法があり得ると思います。
非常に月並みな方法ですが、自宅のPCに対して外部の人がこれを行うのは難しいことで、
会社でかつ派遣先だと専用PCでも他にパスワードを知ってる人の存在が想定出来るので 
やりやすくなります。

派遣先PCへのトロイの仕掛けで、どうのようなことを想定しておられるかは分かりませんが、
「自動遠隔操作ソフト」や「遠隔操作の遠隔操作」のようなことをお考えかもしれません。
これらについては当方も以前検討してみたことがあるので、後日見解を別途書きます。 
(結論だけ先に書いておくと、今回の事件の犯行状況に照らし合せてみて、このようなソフトや
仕掛けの使用は矛盾が出てくると云う結果でした)