池田信夫氏の論考
豊洲市場の時は、意見が大きく異なったが、コロナウィルスでは「池田信夫」氏と「アゴラ」が良い仕事をしておられる。
”新型コロナ対策の事後評価は第三者委員会で”06月14日 池田信夫氏
http://agora-web.jp/archives/2046609.html
<日本で感染が増えるのは海外からウイルスが入ってきた場合に限られ、その輸入感染が止まると感染が自然に減る傾向が強いということだ。これは感染爆発が起こったヨーロッパとは明らかに違う。
その原因となるファクターXは今後の研究課題だが、専門家会議が警告した感染爆発のリスクは、少なくとも3月中旬以降はまったくなかった>
→この認識は実態に合っていて妥当。
また検証のやり方についても、真っ当な意見を述べている。政府はどのような検証を行うか、国民も注視の必要あり。
<今回のコロナ対策の効果を専門家会議が事後評価するのは、原発事故の事後評価を東電がやるようなもので、政府の対策は正しかったという結論になるに決まっている。それでは今後の第2波(あるいは第3波)でも、リスクの過大評価と過剰対策で経済が破壊されるおそれが強い。
今回の騒動では、東京の専門家には政府を擁護するバイアスが目立つが、関西の専門家から自由な発言が出てきた。政府は専門家会議から独立した第三者委員会をつくり、ダイヤモンド・プリンセス号から緊急事態宣言までのコロナ対策の効果と負の影響を検証すべきだ>
以上