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被疑者旧本名でのツィッター

昨日は「イヴ」との関連の可能性について紹介した。
本日は、何と”被疑者旧本名によるツィッターのアカウントが取られて、実際に昨年ツィートが断続的ながら続いていた”ことの紹介。その内容は以下のURL。

内容的には事件との関連性は見られないように思う。
特に投稿者の身上的な面に関して、ツィートでは以下のように「和光市長は大学の先輩」と書いていて、和光市松本市長は早稲田大学のため、実際の真偽は別として投稿者と被疑者の大学は違うことになる。
<XXXX(被疑者旧本名)@____ToT___ 12年9月3日
 それにしても和光市長は若い。それで大学のパイセンだったぞw>

更に、マンション管理会社への苦情?を書いたツィートもある。
<XXXX @____ToT___ 12年2月23日
 不動産会社△△△・インターナショナルが管理する物件に住んでいる。http://www.amms.co.jp/  3年前から駐輪場が無いのに【駐輪料金】を請求されるようになった。これは法律的根拠があるのでしょうか?違法な取り立てでしょうか?>

被疑者の自宅マンションがこの会社に管理委託しているかどうかは不明。
しかし、マンション名で検索してみると「管理組合がしっかりしている」という評価があり、「駐輪場がないのに駐輪料金請求」というような理不尽と思える問題があれば、まず管理組合が管理会社と話して解決するように思う。
また、この不動産会社は本社が池袋で、関連会社も港区には無いようだ。

ただ、昨年2月8日に始まって、12月8日の以下のツィートが最後という符合めいたものもある。(さすがに今年2月10日の逮捕で旧本名も再認知された以降は使わないだろうが、それよりもずっと前の2ヶ月前から投稿が途絶えている。なお12月8日の前は10月26日でこちらも約1.5ヶ月開いてはいる)
<(旧本名) @____ToT___ 12月8日
 個人的には石破の方が聡明だとおもうがなぁ>

また最初のツィートは荒川区の話で始まっていて江東区と同じ東京東部ではある。
途中で少し片山さつき議員も出てくる。
何より、被疑者の旧姓は非常に珍しい苗字で、しかも名前と漢字までピッタリ合っているのだから、誰かがアカウント取ってアカウント名が偶然一致した確率はゼロと云っていいだろう。
(同じ姓名の人が仮にいたとしても、前科で被疑者の姓名が知られているから、それが表示されてしまうツィッターアカウントには使わないだろう)

つまり、「のまネコ事件」を起こした人物の元の本名と知った上で使用しているわけである。
(他人が過去の事件の記録を見てたまたま姓名借用して付けた、あるいは「のまネコ」事件をリスペクトして付けたなども考えられなくはない。ただ時期が余りにもハマりすぎているのも事実)

ただ被疑者の前科に関連したような投稿内容もなく、2005年の「のまネコ事件」からずっと時間が経った2012年になって何故このようなアカウント名でツィートを始めたのだろうか。(なお、アカウントの登録日は2011年11月11日の模様…無関係とは思うが1並びの日である)

被疑者本人がこの名前を使うとはとても考えにくいし、ツィート内容を信じれば被疑者とは大学も違う。マンションの方は管理会社に当たれば被疑者自宅マンションが管理対象かどうかはすぐ分かる。


真犯人が被疑者の個人情報を知って旧本名を使ったとしたら余りにもあからさまで、ラスト・メッセージの綿密に隠蔽したという話とは食い違う。
また犯人がラストメッセージで書いている「あまり政治的自己主張は考えていませんでした」という社会的メッセージ性の無さと、政治に興味がありそうなこのツイッター投稿者とはイメージが合わない。

それでこの謎のツイッターの存在についてはアカウント名を付けた経緯は分からないが、一応無関係と考えておこうと当方は思っていた(そうしないとイヴの話なども出てきていて広がりすぎると収拾が付かなくなりそうだったので)。
しかし、念の為に一応フォロー先を見てみたら何と「予告犯」が連載されていたジャンプ改のページがある。(フォロー先はツィッターのアカウントがないとPCでは見れないかもしれない)
他のフォロー先に漫画関連はなくポツンとこれ一つだけある。
なお、他のフォロー先では政治家が多く、この投稿者の関心分野が感じられる。
(ちなみにツィートの方では上杉氏関連で江川氏のリツィートも行っている)

それとプロフィール画像を調べたら、古い映画の時計じかけのオレンジ((日本では1972年4月公開)から取られていた。(「予告犯」も四人だがそれではなく映画から取られている)
イメージ 1
また、PC版背景の不気味な目つきの人物も同じ映画からだった。

時計じかけのオレンジ」のあらすじを見てみたが、これは相当な符合が感じられるような雰囲気がある。
ごくさわりだけ示すと以下である。
< 鬼才スタンリー・キューブリック監督の描く傑作SF。近未来、毎日のように暴力やセックスに明け暮れていた不良グループの首領アレックスは、ある殺人事件で仲間に裏切られ、ついに投獄させられてしまう。そこで彼は、攻撃性を絶つ洗脳の実験台に立たされるが……。>

個人的には心理的な奥深い関連性の予感は「予告犯」以上ではないかと思えるぐらいである。
犯人がラストメッセージで書いている以下の様な心理につながる雰囲気をこの映画のストーリーから感じるからである。
<いつかのDigで誰かが「犯人は壊れている」と表現していました。
そう、壊れている。私を壊したのは奴らだから。>

これで簡単に無関係と切って捨てることも、しずらくなった。
不思議な事がまた増えた。
ただ、警察はこのアカウントがあることを知っていれば、IPアドレスから辿れるはずである。
後はツィッターのアカウント取得やアクセスがTorかどうかだが、もしTorなら更に無関係とは言いにくくなるだろう。

以上