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或る方の見解に関して

堂場氏が当方見解に対して、以下ツイなどで連続して異を唱えておられるので、都の見解との違いについて説明を行う。

 <論点整理>2当方(堂場氏)の主張 
添付水収支計算で 
1)収支①ー②ー③は14995立米/9ヶ月(C)
・・・>
イメージ 1

→ツィに添付された上表を見させて頂くと、「緑地の浸透率=0.85」と設定しておられる(左下)。
しかし、別途都に確認した結果で、緑地の排水については以下のようになっているとのこと。

緑地排水は地下水管理システムに入れていて、公表排水量にも合算しているが、その量は同システムの処理量にそれほど影響を及ぼす量とは考えていない。但し量は測っていない。下水には流していない

→ポイントとして、「緑地からの排水は、地下水管理システムの処理量にそれほど影響を及ぼす量ではない」との見解。それに対して、上表設定の「緑地浸透率85%」では大きな浸透量になり、都の見解に合わないと思われる。

堂場氏は、都の見解を考慮に入れた再計算を実施の上で、改めて考察を表明願いたいと思う。
また、都見解に疑問などがある場合は、都に再確認されて考察に入れ込んで頂きたい。

(論点は他にもあるが、まずは計算の根拠が重要。雨水浸透量に大きく影響する上記の緑地浸透率設定について、堂場氏が都の見解も考慮して計算して頂いてから他の論点も検証)

以上
[追記]
都への確認で、「都は敷地全体の浸透率を8%と想定している」との話も得られた。更に以下の説明有り(箇条書き化)。
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■緑地のベントナイト層からは基本的には浸透しないと考えている。
■敷地の浸透率8%に関しては、舗装部分が15%、建物部分(建物下)がゼロ%として、面積按分(半々ぐらい)により全体で8%と考えている。
■ただし、「敷地全体=建物部分+舗装部+緑地」であり、舗装部の面積だけだと半分より少ない。緑地はベントナイト層の下には浸透しないということで、(帯水層への)浸透率ゼロで考えると、「建物部分+緑地」が浸透率ゼロとなって、面積按分では8%より更に小さくなる。これに関しては、一部の小さい緑地は浸透抑制が出来ていないところがあって85%で考えているため、全体としては8%と想定している。
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追記以上