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五輪駐車場とビッグサイトの代替対応

本日森山氏Twitterで重要な情報が有ったので備忘録として掲載。

①五輪向け駐車場の件
以下記事の紹介があった。
<2020年東京五輪パラリンピック組織委員会遠藤利明副会長は25日、築地市場(東京都中央区)から豊洲江東区)への移転延期問題に絡み、移転後の跡地を大会関係車両の駐車場として使う現在の計画が困難となった場合に備え、東京都と駐車場の代替地の検討に着手していることを明らかにした。同日の自民党会合で説明した。
 組織委は市場跡地を約5千台の車両の駐車場として活用する構想で、移転の延期には森喜朗会長も懸念を示していた。>

→組織委も都側だけに責任を負わせずに自らも検討始めていた。しかも4月時点。それなのに都側は当初計画が絶対かのように押し切ろうとしているように見える。この情報は非常に重要。マスコミは都側に問いただし、組織委にも更に取材すべき。実態を明らかにしてもらいたい。

②ビックサイト代替展示場の件
以下記事の評価を森山氏にお聞きしたところ、<鋭意調査し報告書の製作中です。そしてブログで面白記事にします>とのことだったので期待しましょう。また当方も若干考察を後述。

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東京ビッグサイト近隣の青海U・V区画において、仮設展示場平成31年4月から1年間設置することとしていましたが、オリンピック・パラリンピック大会の関係施設として使用される平成32年11月まで設置期間を延長することとしました>
イメージ 1

■”五輪で東京ビッグサイトが使用できない問題 1年ぶりに計画見直されるも大規模イベントの開催は困難”ねとらぼ 2017年04月28日
<青海展示棟は、2019年4月から一時的にりんかい線東京テレポート駅東京ビッグサイトより徒歩約20分)付近に建てられる仮設展示場。展示面積は2万3200平米、これまで主に利用されてきた東展示棟と西展示棟の合計9万6540平米に比べ、約4分の1程度の広さになります。
2万平米ほどの展示面積を要する中規模なイベントにとってはメリットがあります。しかし大規模なイベント側にしてみれば1年前と状況は余り変わらない内容となりました。
 また、2020年7月~9月は全施設利用不可のままです。青海展示場は企業に開放しても良さそうですが、2020東京大会中に東京ビッグサイト近隣でイベントが開催されるとセキリュティの問題など大会に支障を来す可能性があるため、利用不可にするとの説明でした。>

イメージ 2

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[当方若干考察]
①項も併せて考えて、豊洲をメディアセンターにすれば、ざっと想定しただけでも以下のようなメリットがありそうに思える。

(1)築地・豊洲問題の検討時間が取れる
 築地を継続しながら、今後築地・豊洲をどのようにしていくか、じっくり広く関係者の意見を聞いてバランスの取れた対応策を検討する時間が取れる
(2)ビッグサイトの休場回避
 会場設営等も手慣れたビッグサイトがそのまま使えれば、実質効果金額は非常に大きくなる。批判の多い豊洲休場中の維持費の話も吹き飛ぶ
(3)青海仮設展示場の費用・人手削減
 建設・維持・解体費用等が無くなり、直接的コストダウン。これだけでも前述の豊洲休場中の維持費を遥かに凌駕するだろう。五輪前の建設作業要員不足へも少しでも貢献できる
(4)駐車場用地
 青海仮設展示場の用地は、①の駐車場用地に使える
(5)ラグビーW杯対応
 豊洲のメディアセンター化なら、改造着手が早く出来てラグビーW杯にも間に合わせられる

→詳細検討すると当然デメリットも有るだろうが、特に(1)の効果は重大。小池氏と都側は、メリット・デメリットを迅速に検討して明確に公表すべきと思う。

以上