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再採水疑惑のキーマンと全体の”ホンボシ”は?

「再採水問題」は、6月11日の再開専門家会議で大きな論点になる可能性あるので関連考察を行ってみた。憶測的になるがあしからず。

キーマンとしては、モニタリングの開始時(2014年11月)から、ずっと基盤整備担当部長だった「W」氏(在任:2014年7月~2016年9月?)が考えられる。

昨日Twitterで、同氏の「土壌汚染対策工事と地下水管理に関する協議会」における発言を紹介したので再掲。

→この中で特に、<これまで7回をやって 、明確に傾向とか分析をしてきた訳ではあ りません >と述べている。これでは大きな怠慢になるが、内実はもっと深刻で、色々細工をしてきたことを知られたくないため、検査データの傾向や分析の結果を出したくないという状況も考えられそう。

更に推察すると、仮にモニタリングで何か不正が有ったとすると、担当部長が単独で行えることだろうかという疑問が湧く。ただし、同時期に市場長だった岸本氏は、盛土無しを知らなかったようで、再採水問題も認識無かったと見てよいと思う。そうなると市場長を除く市場局幹部の中で、主導した人物がいるのではないかと思えてくる。

それに関する記事が日刊ゲンダイで出ている。やはり市場長が主導ではなく、他にいることが示唆されている。
<市場関係の現場職員からは「“真犯人”が処分を逃れている」と憤りの声が上がっている。・・・
日建設計の提案書に目を通し、最終選定まで担当した彼らが、盛り土問題を『知らなかった』はずはありません」(市場担当の中堅職員)>
→「彼ら」として、3名の名前が上がっていている(記事参照…興味深いので是非御覧ください)。
中でも中澤氏が「張本人」として挙げている人物「S」氏は、市場局でN0.2の立場。仮に市場長が関係してないとすると、No.2の人物の主導は考えられてくる。(更に裏に誰かいるかも知れないが、そこまでは検討が及んでいない)

また、上記記事で下水道局に異動したとされている「I」氏は以下の人物のようである。(なお、「I」氏だけが上記記事で氏名が伏せられている理由は不明…以下記事には実名有り)
<新市場整備部長が下水道局企画担当部長に「降格」>
→「S」氏主導で他2名とW氏らも協力していたか。但し、この辺は当然憶測になってしまう。しかし、当方としても以前から何故か「S」氏が気になっていた。またM部長が主導を強固に否定していることにも、「S」氏の件が関係しているのかも知れない。

まだまだ分からないことが多いが、個人的には、個々に色々疑問だったことが少しずつ繋がって筋が見えてきたような気もしている。また、再採水問題には「不正」の可能性がある。これだけの事態に繋がった可能性がある経緯は出来る限りの解明が必要。小池氏の指示に期待したい。なお、盛土問題に続き、これも未解明になってしまうなら小池氏も重大な批判を免れない。

以上