3月14日都議会質疑（築地状況）
一部で話題になっている「ネズミの前」発言について見てみた、実際の状況は以下のようだった。
----質疑抜粋開始----
（崎山都議）（パネルの説明をして）この状況をどう思われるのか、感想をお聞きしたいと思います。
（小池知事）ネズミの前でお答えするのも何なんですが（場内笑）、築地の現場は何度も拝見いたしました、これまで積み重ねた歴史と伝統も感じるところでございます。衛生面で課題を抱えていることは業者の方々もよくご存知でございますし、私自身も現場に出向きまして状況は理解できたところでございます。
ましてや生鮮食料品を提供するところでございますので、都民に安全な食品を提供するためには市場業者の協力も得ながら、衛生確保に向けた取組を着実に進めていく必要があると思います。
一方で今現に営業をしておられるということから、これらの衛生の確保ということにつきましては、しっかり取り組んでまいりたいと考えております
----終了----
[感想]
自民党さん、ここまでやりますかねえ・・・
これが市場関係者のことを考えていることになるのだろうか。
自民党側は委員会後会見を開いて以下のように意図を述べたが、早期移転が現実的には手続き面や追加工事等で不可能なことは議員として充分わかるはず。実状を認めた上でセンセーショナルな手法に走らず、現実的ロードマップを出し合って、豊洲と築地をじっくり比較していくという発想になって頂きたいと思う。
＜予算特別委員会の質問を終えた後、自民党の高木啓幹事長らが会見を開きました。・・・
質問の中で、カラスやネズミなどの写真のパネルを掲げて築地市場の衛生上の問題を指摘したことについては、「築地市場が不衛生だとあおりたくて出したわけではなく、施設的に老朽化していて、移転再整備をしないといけないことを理解してもらうには、示さざるをえなかった」と述べた上で、「こういう環境でも業者の努力で安全が届けられている。劣悪な状況の築地を解消して業者を解放するのが業者や都民のためだ」と述べて、豊洲市場への移転が必要だと主張しました。＞
以上
