A案・ザハ案比較(暫定)
(本日2本目記事)
ZHAが類似性を調査するとの記事が出ている。
”ハディド氏事務所、類似性を調査=新国立競技場の計画案”時事通信 12月24日
これに関して伊東氏が「柱割り」の類似性を指摘していた。
”「B案」デザインの伊東氏、選定に疑問投げかける ”(TBS 12月22日)
<会見で、伊東さんはまた、「A案はほとんどザハさんの案を下敷きにしている。柱割りまで全く同じだ」などと指摘しました。>
それで暫定ではあるが、A案とザハ案の断面図で柱位置を比較してみた。VIPルームも併せて以下のことが分かった。
[A案・ザハ案断面図比較結果}
(1)スタンド下の柱の数が同じと思われ、柱の配置・位置も概ね重なる
(2)VIPルームは2階・3階に配置されると思われ、両案とも窓際部分が2層吹き抜けになっている
この形状では、権利や契約問題等はさておき、客観的に見て「似ているのではないか」と問題提起されたら、JSC・受注者・政府はどう答えるのだろうか。或いは建築専門家や弁護士の方々などはどうか。
なお、B案はスタンドが2層で、かつ木柱とPC柱が使用されておりザハ案との違いが大きい。
A案はスタンド3層でS造という、ザハ案と同構成であるため似てくることはあり得るだろうが、上図や他でも行っている比較結果をどう捉えるか。そしてZHAが今後どのようなアクションを取ってくるか。
また政府がZHAと契約解除するに当って、どういう手を打ってあるか(打ってないとは思えないが、どうだろう)。
(暫定で作成してみたため、ご指摘等が有りましたらコメントなどよろしく)
以上