「新国立競技場整備事業」入札公募

昨日は五輪エンブレム撤回発表の影に隠れた感もあったが、新国立競技場整備事業の入札公募も発表された。

資料をざっと見てみたが、気になる点があった。

存続を求める運動が起きている「都営霞ヶ丘アパート」は、やはり取り壊し前提の計画になっていて「新明治公園」が予定されている（下図下方の当方注１）。

新明治公園と新国立競技場敷地との間には歩行者用デッキが設けられる。６～８万人の観客の移動を考えると、競技場敷地だけでなく周辺にもスペース（新明治公園）が必須ということのようである。

これは又先行きに波乱含みか。

ただ、以前の計画に比べると、霞ヶ丘アパート建物群の右横にある公園が新明治公園予定地から外れているようである（当方注２）。ここを使って何か考えているのだろうか。以下は比較用の２０１３年第４回有識者会議の資料で、「関連敷地」となっている「Ａ－３地区」には上記注２の公園も含まれていた。今後の東京都対応に注目したい。

以上