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第14回公判の残事実

第15回公判の江川氏メモ待ち中で、当方の第14回公判傍聴メモの方を見直して、江川氏記事になかった事実の残りをご紹介。

[自殺予告メール」
・ネットで拾ったiPhoneで撮った緯度経度が付いた写真の画像だけを交換した。
 ただし、「iPhoneで撮られた」という主張をするつもりはなかった。
amazon購入は平成23年(2011年)4月28日でアニメに興味はないが衝動買いした。
 事件に使うつもりはなく(意識せず)amazonで買った。
・(購入履歴から自分に結びつくとは思わなかったか?という質問に対して)
 何万個も売れているので大丈夫だと思った。

尾瀬に毎年行っていて、尾瀬も考えたが季節的に困難だった。
・装備としてヘッドランプも持っていった。6時頃は暗かった。
 →当方注:夜明け前に登り始めたのはこれで確実
・10:51写真で写っている黄緑のバッグは片山氏のもの。
・検察側主張が12月1日「頃」(と曖昧)だったことについては、証拠が無くて自分に結び付けられる決定的なものは無いと思った。

[謹賀新年メール]
・将棋に興味はない。ルールは知っている。

家電販売店の件は、実際に秋葉原ヤマダ電機で聞いた。
・auto6682のアクセスはTorを使用しなかった。
・したらば掲示板アクセスで、ユーザーエージェントが「httptestman」であることは知っていた。
・大阪被害者のDVDは実際には買わなかった。

以上
[追記]
江川氏第14回公判メモに以下の内容がある。
<――あなたに正当化できる理由があるのか。 
倫理的には間違っているが、昔刑務所で酷い目に遭った。刑罰の範囲を超えていた。そのために性格が壊された。破綻した人格の人間になったという意識はあって、ほんの少しだけ本心も入っている。被告人の病状を考慮して量刑を決めたとあったが、実際に刑務所に行って、「これでは余計に悪くなる。病状を考慮したなら、執行猶予だろう」と思った。昔の事件で執行猶予がついていたら、今回の事件もなかったと思っている。

しかし、第12回公判では以下のように言っている。
<――猶予判決を受けていたらどうなったか。 
矛盾するようですが、人付き合いが全然できない状態で、アルバイトもできない、社会不適合者と悩んでいた。就職しても、その辺が治らないままなので、(執行猶予判決でも)立ち直れたかどうか分からない。 
――そこは服役して改善した。 
はい。人付き合い、処世術、友だちを作る方法などはかなり身についた。表面的かもしれないが、(刑務所で)おおむね社会性は身についたと思う。>

片山氏に混乱や葛藤があるのは分かるが、ある時は「猶予判決を受けても立ち直れたかどうか分からない」と言って、別の時には「執行猶予がついていたら今回の事件もなかったと思っている」と言っている。
証言をどう受け取るかは相当吟味が必要と思われる。

追記以上