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第14回公判2(雲取山続き)

雲取山の件で疑問点が多すぎるようである。
――掘るのに要した時間。
5分もかかっていない。人がいない間にすませました。
――その後どうした。
小さい穴だが、埋められる程度には掘ったので、いわゆるUSB写真を撮影しました。撮り終えて、これから埋めようと思ったら、左の方から人が来るのが見えたので、作業を中止してスコップを隠し「こんにちは」と挨拶しました。
――穴は隠さなかったのか。
これだけ小さい穴なので、自然にできていてもおかしくない。不思議には思われないだろうと思い、隠しませんでした。

片山氏の上記証言では、途中で人が来て埋めるのが2段階になったとのことである。
山頂に着いてからの5分間ぐらいの間で穴を掘ってUSB写真を撮り、穴を隠さない(埋め戻さない)まま人が少なくなるのを待っていたら雪が降ってきたと云うことになる。
その場合、以下のC氏撮影10:51写真(土台付近のみ切り出し)は雪が降る前であり、しかも片山氏は到着済みで周りには人がいるので、証言からすると時間的には穴が掘られた後の写真と考えられる
イメージ 1

比較用にkokohore2も掲載する。(側面Aと考えられる)
イメージ 2

両写真で埋設概略位置を確認しておくと、三角点土台にはA~Dの4つの側面がある。その中で片山氏が証言した山頂到着時刻の10:40頃から5分後ぐらいにkokohore2のような写真になる可能性があるのは側面Aのみである。
側面BとCは日陰になるので、kokohore2の金属ボルトの影ができない。側面Dも金属ボルトの影の方向が違うと考えられる(詳細未検討だが、ボルトの方向が側面Aと側面Dで直角になるので影の方向が違うと考えられる)。
また、各側面で土台下の隙間の形状が異なる。側面BとDは隙間が斜めであり、側面Cは土台下隙間なし。
よって、片山氏が掘った穴があるのは側面A下方の黄点線枠の辺りと考えられる。

しかし、じっくり見てもkokohore2の穴らしきものは見えないのではないか。
更に超解像度ソフトで拡大した。
kokohore2の穴には影や掘った土の盛り上がりがあるが、10:51写真では陽射しはあるのにkokohore2のような穴の影は見えないようだし、土の盛り上がりも見え無さそう(少なくとも今のところ当方には見えない)。
イメージ 3

昨日記事の分も含めて、片山氏証言とヤマレコ写真で食い違いが生じているように思われる。もし実際にも食い違っている場合、それが何を意味するかは現在不明だが、まずは疑問点として挙げておく。

以上