同時期の山行記録(参考)
昨日記事についてwamogaさんからコメントを頂いた。色々示唆に富む内容である。
(1)<片山氏の駐車位置が前泊にしては入口過ぎると思っていましたが、翌朝着ということで納得しました。>
→確かにそうですね。よく見ておられますね。
(2)<片山氏の駐車位置を考えると既に10数台の車が止まっていたのではと思われ、それから急いで登ったとしても山頂に誰もいないという状態にはならないのではと思われます。>
→参考として同時期2012年11月29日(木)のヤマレコ投稿あり。
"雲取山(小袖乗越駐車場より) "
< 快調に歩を進め8時を過ぎるころには、昨日雲取山荘に宿泊した方々が降りてきました。山頂までにすれ違った方は12~13人(トレラン2人含む)>
また、雲取山荘に宿泊して降りてくる人たちは、8時頃にはもう行程の中間より下の方まで降りてきていることが分かる。他の山行記録を見ると雲取山荘では朝食(冬季は6時から)を済ませたら速やかな出発を求められるようなので、下山する人は8時か9時ぐらいまでには大半が山頂を通りすぎていると考えられる。ただトレランで別方面から縦走してくる人たちはポツポツいると思われる。
(3)<6時頃登り始めたということですが、当日の現地の日の出は6時30分なので、明るくなり始めて登ったと思われ、10時27分過ぎ着だと4時間強です。日本アルプス登山ルートガイドによれば鴨沢ルートはコースタイムが5時間20分となっているので、まあそんなにおかしくないタイムだと思います。>
→確かに12月1日のAさんとBさんは相当速いと思っていたが、たまたま11月29日の人も6:40小袖駐車場発で10:08雲取山頂到達なので3時間28分。
標準コースタイムは今や主流と思われる熟年登山者や女性も含んだ目安と考えられ、休憩もたっぷり考慮されている可能性もあり、健脚で休憩も少なくしてどんどん登る人とは相当乖離もありそう。ただし、片山氏が頂上までに要した時間は未だ不明。
(4)<また、片山氏は雲取山に直行したのではなく途中、七ツ石山に登っており、ここからもUSBを埋めるために登ったのではないことが窺われます。>
→実は当方も当初そのように想定してみて、七ツ石山のことを調査した経緯あり。
まず、上記投稿者は写真のコメントに次のように書いている。
<七ツ石山分岐
七ツ石山方向には七ツ石小屋があります
「雲取山近道」と書いてありましたが巻き道でブナ坂方向に進みました。>
更に調査してみると、ヤマレコ以外でも記述あり。
(2013年12月29日(日)で冬山ではあるが七ツ石山について以下の記述)
<最初の七ツ石小屋方面への巻道。七ツ石山への標高差は100mも無い。一方で、巻道は距離的には倍近くある。尾根ルートを選択しない手は無い。>
巻道(迂回路)は距離が倍近くあるということで、七ツ石山を通って行く方が標高差(100m程度)はあっても距離短縮で近道になるようである。そのため七ツ石山に登っていることが、USBメモリを埋めるための登山ではなかったことを表すとは云えそうにないというのが以前調べた時の当方の見解になった。
以上