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事件全貌とポイント・オブ・ノーリターン

(本日2本目記事)
本日は三者協議が行われる予定だが、別途検察聴取や弁護団接見も行われて来ているので、片山氏の証言も更に明らかになるか。
特に、前記事で紹介したような開発など個別の証言は出てきているが、事件の全貌に関する説明もなされているかが注目される。

事件全体の経過として、片山氏は「ポイント・オブ・ノーリターン」があったと以下のように佐藤氏に語ったとのこと。
しかし、佐藤氏も「どこかで引き返せなくなった」と述べていて、具体的にどのポイントだったかはまだ明らかになっていないと思う。
<「ポイントオブノーリターン」、引き返せないポイントという言葉を使ったことがある。警察が捜索するのはしょうがないが、任意で事情を聞いて逮捕にまで一気にもっていったことで引き返せなくなったと説明してきたが、自分がポイントオブノーリターンを超えてしまっていたと説明していた。どこかで引き返せなくなっていたと。>

表面化している件ではCSRFになると思われるが、その前に「はちま起稿」の件があるのは確実と当方は見ている。
当ブログ本年3月19日記事"スタートは「はちま起稿」?"

ただ、そうなると「その前は無いのか?」ということになってくる。
この辺を今後どこまで被告人が語るか。又検察はどこまで追求するか(有罪は確定したようなものなのでCSRFより前のことは関係ないとしてスルーしてしまうかも知れない)。
しかし、心理面検討のためにもCSRF以前も含めた全容解明が必要と思う。

以上
[追記1]
「はちま起稿」より前の可能性ということで気になるのは以下の2点。
(1)旧本名でのTwitter…2011年11月にアカウント開設されている。
旧本名のままではネット検察で容易に前科の件が出てきてしまうので姓を変えたのに、敢えて旧姓使ったのは間違いなく何らかの理由があると思われる。
それが前科に絡むとすると、犯行予告の再開にも関係していたのではないか?、という推測も出来てしまう。
彼はTwitterについて何か語るだろうか。更に、このアカウント作成よりもっと遡る心理的事情なども有るのか。
(ただし、検察側も弁護団もそして片山氏も、今まで全くTwitterの話は出していないのでスルーかも知れない)

(2)2ch事件…当方個人的にまだ留意している件である。
予告文の多くの文言の一致などは未だに偶然では割り切れていない。
ただ、書込が片山氏業務時間中で千葉には行けないため、基本的には本事件とは無関係と考えられる。
しかし、本事件には偶然による展開が多いが、更なる偶然の発生例なのか?、という点で注目している。
全くの偶然で、同じ日(8月9日)の午前と午後に同じような文言で全く別人による犯行予告が行われるという事例は興味がある。

なお、当該インターネットコーナーで予告書き込み時に監視カメラに映らないようにする方法は検討してみた。
1コイン100円で20分間使用出来るという方式で連続投入も可能なため、例えば1500円分コイン入れたら5時間使える。そしてLogMeInなどのリモートソフトをインストールして、その場を離れる。
(簡易型インターネットコーナーなので当時のセキュリティは甘くてソフトインストールも出来たとする)
イメージ 1

外部からリモート操作すれば、インターネットコーナーPCの前には操作者がいないのにそのPCから書き込める。
コーナーにいる他の人は、操作者がいなくても電源ONしているから触らないし、もし他の人が使ってもバックグラウンドでリモート操作は出来るだろう。
投入したコインがなくなったら電源断する。簡易型でも最低限のセキュリテイはかけていたとすると初期化も行われる。
ただ、この仕組みでは最初にコインを入れてリモートソフトをインストールする際には現地にいる必要があるので、会社にいる片山氏では出来ない。また一旦コーナーに入るので、その際に監視カメラに映ってしまう。
純粋に個人的興味でこの件は見て行きたい(笑)

追記1以上
[追記2]
片山氏の心境で聞いてみたいことは多々有り。本日記事関連では以下。
今後どこまで語ってくれるか。
片山氏は、保釈後「旧本名で検索して、前科の件の裁判記事は出てくるが判決を記載したものはなかったので、真犯人は服役したことを知らなくてラストメッセージの記述で服役しなかったと書いたのではないか」という趣旨のことを言っていた。
この発言自体は全くの嘘だったわけだが、旧本名での検索は実際に行ったとすると、自らのTwitterが出てくることに気づいた可能性が高い。(検索順の上の方に出てきていた)
その状態ですぐ再開して片山氏のアカウントということを示し、自身が興味ある時事ネタの傾向を見せたり、「予告犯」発行元の「ジャンプ改」のフォローをそのままにした。(再開後に旧姓だけにするという変更はどこかの時点で行っている)
このような手がかりにつながりかねない記述を残すことを、余り気にしていなかったのではないかと思われる行動をしたのはどういう心境だったのか。
また再収監を数時間後に控えた佐藤氏事務所で世間話的政治ネタのツィートをしていた心境も知りたいところ。
(2)2ch事件
犯行声明メールで、2chの犯行予告まとめスレの記述が引用されている。
2ch事件は、片山氏の犯行予告の次のレス番になっていたりする。
犯行予告に関心があったと思われ、これも見ている可能性は高いと考えられる。
同じ日に同じような文言で別人が犯行予告をしたのだとすると、片山氏はそれを見てどのように思ったのだろうか。

追記2以上