適応障害
rec*lde**des*さんのコメント。
< 真犯人は被告がスランプでほとんど仕事がはかどっていないということまで知っていたのでしょうか?>
確かに片山氏PCが遠隔操作されていたとしても、真犯人がどこまで個人情報を知り得たかというのは大きな疑問になる。
その中で、スランプの件に絡んで「心療内科受診」まで知られていたのかどうか。
精神状態が余りに悪いと、開発したという痕跡を残しても実際は困難という話になってくる。
受診を知られていたかどうかは今は分からないが、丁度次回公判には心療内科の主治医が証言するので精神状態に関する考察を本日は行ってみる。
本年2月10日の第10回公判前整理手続後の会見で以下のような話が出ている。
”2014/02/10 PC遠隔操作事件 逮捕から一年、12日に初公判”
< 片山祐輔被告が、うつ病であると診断されていることに対し、検察官は『それは適応障害』と見解が分かれている。これについて佐藤弁護士は、「いずれにしても精神的なことで治療を受けていた。検察官も否定していない」と述べ、片山被告の主治医を証人の一人として呼ぶことになった経緯を報告した。>
この2つは、例えば次のような解説がある。
<適応障害といっても、ストレスを感じてうつ症状や不安状態が出るのであるならば、脳細胞が傷つく前のう
れませんか?
障害は「うつ病の一歩手前の病態である」と捉えているということです。
めることが多いということです。
因があり、主に環境や生活に適応できなることと考えればいいのではないでしょうかね。>
< 古典的分類(従来診断)では、疾患の成因についての判断が優先され、「心理的誘因が明確でない内因性うつ病」と、「心理的誘因が特定できる心因性うつ病」の二分法が中心となっている(狭義には前者が“うつ病”とされ、心因性のものは「適応障害」などに分類されることも多い)。>
当方は検察官も立場があって、クロを追求するのは職務に忠実でやむを得ない面があると思っているが、それにしても医学用語の意味付けを曲げてまでの印象操作は問題がありすぎる。
日本のエリートたちがこういうことをするのかと、非常に残念。
(症状が重いか、軽いか、どの程度なのか、という論議は有り得る)
以上
[追記]
以下のサイトでは「うつ病の原因がはっきりしないので症状で分類されるようになった」とのこと。
”うつ病とは”
< うつ病は、以前は内因が関与している内因性うつ病と、心因が強く関与している心因性うつ病ないしは神経症性うつ病とに分けて考えられていましたが、現在はそうした原因がはっきりしないことや、内因性うつ病でも発症のきっかけとなる心因があることが多いことから、症状の形で分類されるようになりました。うつ病の基本的な症状は以下のようなものです。
うつ病の基本的な症状
1.強いうつ気分
2.興味や喜びの喪失
3.食欲の障害
4.睡眠の障害
5.精神運動の障害(制止または焦燥)
6.疲れやすさ、気力の減退
7.強い罪責感
8.思考力や集中力の低下
9.死への思い >
追記以上