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保釈後記者会見

とうとう保釈実現。
会見でのお三方の晴れやかな姿が印象的だった。

片山氏は前夜からのジェットコースター的展開で大変だったと思うが、記者会見も無事こなしていた。その後久しぶりにご家族と水入らずの夜を過ごされていると思う。

特に印象的だったのは、迎えの車に弟さんが乗り込んでおられて、助手席と後席でガッチリ握手をしていたという話。
検察側も悪意があるわけではないと思うが、それにしてもご家族との接見禁止を1年以上続けたというのは異常と思われ、この事件をきっかけに無理があるやり方は見なおして頂きたいと思う。

佐藤氏、竹田氏も裁判終わって間もないのにすぐ迎えに行って記者会見で、いつもの迅速対応がお見事だった。
今回の事件がこれほど注目されたのは、このような対応の効果が非常に大きいと思う。

会見の中身では、神保氏の「決定的にこれは間違っていると云えるようなものは何か?」という質問への回答で「雲取山です」とほぼ即答していたのが印象的だった。

埋められなかった。スコップなんか持ってなかった。
  山頂に複数の人がいた。山頂でそれなりに交流もあった。
  (神保氏再質問:「埋められなかった?」)
 人が見ている。例えば横で鍋なんか出して調理している人がいる横で、ザックザックと掘ってるようなことをしてたら絶対に目立ちますね。
  私が滞在していた30~40分の間に、少ない時で3人、多い時で6人、7人ぐらいにはなっていて、山頂で一人になったことはない。
  私はコンビニおにぎりで食事を済ませた

江川氏の書面インタビュー記事では更に以下も述べている。
他の登山客と,「どちらからおこしですか?」程度の軽い会話もしましたし、カメラのシャッター押しをたのまれたりもしました。

改めて本人自身の言葉は重いと思う。しかも狭い場所に他の登山客も複数いたし、ヤマレコで写真もある。
検察側が12月1日「頃」と曖昧にしているのは、やはり埋めたという証明が全く出来てないのかもしれない。
しかし、公判になって「埋めたのは被告である」と断定しているのに証明ができないのでは、検察側の主張全体の信憑性まで問われてしまう。
これでは捜査終結時にあれほど自信たっぷりだったのは一体何だったのかと思えてしまう。

会見の感想は取り急ぎ以上で、今後は第二回公判の情報も取り入れて又考察していきたいと考えている。

以上