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会見アリバイ部

弁護側のアリバイ主張に対して、ssssさんの以下の疑問は当然出て来ると思う。
 >もし、真犯人がいたら、この合宿の予定も知っていたはずですが。  

ただ、会見ビデオを見ると佐藤氏はそれに対するストーリーを構築しているようである。
端的に言うと、「犯人が書き換えることを忘れたタイムスタンプ」と述べている。
よって、犯人が合宿を知っていても、それを避けた日付にするなどの対応を忘れていたという主張は出来るようになっていると思われる。
其の際の重要論拠は「本来犯人がストーリに沿って書き換えるとすると、1月1日以降であるはずなのにそうなっていない」と云うことのようである。

アリバイ部を文字起こししてみたのでご紹介。
39分頃~
犯人のストーリーに沿ってタイムスタンプを書き換えるとすると、例えばこの日付は2013年1月1日以降でなければならないはずである。しかし、それがそうではないわけである。
ということは、このタイムスタンプは犯人が書き換えることを忘れたタイムスタンプではないかと考えられる。つまり、本当のタイムスタンプ。

このことは2つのことを意味していて、犯人は雲取山USBメモリを1月1日は埋めてなかったという推理が正しかった。
つまり、犯人にとって謹賀新年メールと延長戦メールはワンセットのもので、謹賀新年メールを送ってUSBメモリが発見されないことを受けて、延長戦メールを送るというのが予めの計画だった。
だからSDカードを用意していたということです。

もう一つは(12月22日の日付を指さして)この日付ですけど、被疑者が記憶を喚起して思い出してくれたところによると、彼は居合の道場に通ってたんですけど、12月22日から23日にかけて東京のある駅で落ち合いまして、彼の車に塾生3人を乗せて鹿島の道場に向かいました。

そして昼前にそこに到着してそれで稽古の準備をしたりして、12時ぐらいですけど食事をみんなと一緒にとった。
それで12時40何分だったと思いますけど、其の食事をしている場所で彼も一緒にいる写真が存在する。
つまり、このSDカードが作成された日時ですけど、2012年12月22日12:05:44という日時には被疑者は鹿島にいた。
そういうことだったので彼は手元にPCの類は全く持っていなかった。
PCを使える環境ではなかったので、SDカードを作ったのは被疑者ではないということになります。
これも被疑者の無実の証拠ということになる。 >

以上