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雲取山USBメモリ発見経過

雲取山の重要度が増してきていると思うので、USBメモリの発見経過を検察側が説明した図を掲載。
内容は見られた方も多いと思うが、佐藤弁護士が9月9日の会見で示していたものである。
画像はキャプチャのため不鮮明で文字も残念ながら読み取れなかったが、当方が推測した若干の解説とともに以下に示す。
(掘った際にUSBメモリを損傷する恐れもあったと思うが、その辺は何らかの方法でうまくやったということなのだろう)
イメージ 2

1月に見つからなかったのは、捜索のプロの警察がやったにしては信じられない話ではあるが、一応捜索ミスと当方は受け止めている。
ただ、5月16日に見つかった件では、なぜ再捜索したかという説明がまだ出ていないと思う。
「雪が解けるのを待って再捜索した」というような報道もあったが、以下の記録と頂上写真は2013年4月13日(土)14日(日)の山行で登山道にも頂上にも雪は無い。
“のんびり昼寝の雲取山 (ハイキング / 奥秩父)”
イメージ 3

5月16日より一ヶ月以上前でこの状態なのだから、雪解けを待ったというのは無理がある。ただ、1月の捜索ミスと同様に再捜索ものんびりしていた結果なのかもしれない。
(「捜査本部は雪解けを待って再度、捜索していた」と5月21日に報じたのは朝日新聞だが、余りにも当局寄りで現地雪解け時期等の裏付け調査もしてないことがすぐ分かり、本事件の報道を象徴するかのようである)

しかも、本来は再捜索をやったこと自体が不思議である。
極端に言うと、見つからないままにしておいても検察の被疑者が犯人との主張は全く変わらないだろう。
逆に見つかったことにより「12月1日頃」という真意不明の曖昧な主張をせざるを得なくなっている。
この辺にも「複数説」が絡むのかどうかは分からないが、なぜ再捜索したか早く検察は説明してもらいたいと思う(9月末書面で出ているのかも知れないが)。

なお、これは本筋とは関係ないと思うが、前述の検察の示した図において三角点の下に伸びる棒のようなものは鉄筋と思われる。
(鉄筋があったために金属探知機が使えなかったとしたら捜索結果に影響した可能性もある)
下がこれほどえぐれても三角点が転倒しないのはこの鉄筋によるものと思われる。
参考に今年8月の写真でコンクリート土台下の鉄筋がよく見えているのがあったので以下に示す。
イメージ 4

更に参考として以前には土留めがあったようである。
イメージ 1
以上
[追記]
昨日雲取山動画を紹介したが、もっと分かりやすいものがあった。
雨模様でガスっているが、避難小屋から頂上への道をノーカットで映しているので歩きながら三角点が見えている時間の感覚もわかる
雨のためか5月末の土曜日ながら到着したときに頂上には誰もいない。
ただし、頂上直下ですれ違った人がいるので、それまでは一人いたことになる。
“20100529(土)-雲取山登山編”
7分30秒頃~ 避難小屋から頂上まで

追記以上