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雲取山行時期推測

山行時期を推定してみる。
犯人は「予告犯」からヒントを得て雲取山USBメモリを埋めたと仮定する。
更に被疑者を犯人と仮定して検討してみる。その際の前提は以下のようにする。

①「予告犯」は「11月に入ってから単行本で初めて読んだ」というラストメッセージ記述は信用する。(「紅葉の初めごろに登った」という記述より、11月13日の自殺予告メールにヒントを与えたという確実な事実から、「予告犯」を読んだという時期を優先して考える)
②平日は勤務として、山行可能性があるのは11月12月の土日祝日で考える。
 (12月の休職中も行けなくはないが、気温低下と降雪で条件悪くなる) 

これ以外の事実として以下がある。
③自殺予告メールのきっかけとなった生IPアクセス報道は11月10日前後と犯人がラストメッセージに書いている。
④自殺予告メールが11月13日に送られている。
⑤被疑者は12月初(11月30日車中泊翌12月1日(土))に雲取山登山。
⑥秋ごろから精神科受診するほど不調で12月初めから休職。
⑦12月中旬から下旬まではタイ旅行に行っている。
参考資料:【PC遠隔操作事件】被疑者が述べた全てを公開 2013年3月9日
  ⑤⑥⑦に関する記述あり。

11月~12月中旬にかけての休日と山行可能性を表にしてみた。
イメージ 1
(天候に関してはヤマレコで見ると表のいずれの日にも登山記録があり、登れないほどの悪天候の日は無かったと考えられる。ただし、12月は気温が下がり雪も降ったようである)

上表を作成してみる際と作成後の考察。
 (1)私見雲取山行は自殺予告メールの後が有力と考えた
  →まず生IPによるアクセスミス報道と「予告犯」に影響を受けて自殺予告メールを11月13日に出して、その後の行動として雲取山USBメモリと謹賀新年クイズメールを考えたのではないかと推測する。
 (2)被疑者が犯人とした場合、11月に入って「予告犯」を見て雲取山行を考えたとして、山行を実行できそうな日は11月17日(土)~12月2日(日)までの休日のどれかで、その中から12月1日(土)を選んだ可能性がある。
  →12月6日休職開始以降も可能性無くは無いが、冬山登山に近くなるのと12月中旬以降はタイ旅行になる。
 (3)ラストメッセージの「紅葉の初めごろ」登ったというのは、上表による当方検証結果では虚偽の可能性が出てきた。
   → 11月中旬以降はヤマレコ写真を見ると「紅葉の初めごろ」という表現にならない状態だったと思われる。
 (4)12月1日は検証結果による想定範囲内で、検察はこの日を埋めた日と特定してもよさそうなものだが、なぜ「12月1日頃」とするのか依然不明。

雲取山の考察は明日も継続予定。

なお、被疑者の休職開始日は12月1日などの報道も以前あったが、以下の当ブログ中の弁護団記者会見記録で佐藤弁護士が述べていた「12月5日に職場にいって1ヶ月間休ませてもらった」が正確と考えて上表では12月6日から休職とした。(「12月5日に職場にいって」は、「行って」か「言って」かは不明だが、いずれにせよ12月5日が最終と考えて6日から休職と想定した)
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2013/7/21(日) 当ブログ記事「7月18日弁護団記者会見(ウィルス作成経過、遠隔操作言及部詳細)」
<被疑者は9月30日までは南青山の派遣先に行っていて、10月1日から休職する12月4日の間は別の派遣先にいた。
・・・
最終的に12月5日に職場にいって1ヶ月間休ませてもらった。それで治らなくて更にもう1ヶ月延長した。>
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以上