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ラストメッセージ5(冒頭の最重要ポイント)

昨日記事で書き切れなかった当方がラストメッセージで重要、いや最重要と考えるポイントについて書いておきたい。

何度か触れた「私は壊れている」という部分である。

 <いつかのDigで誰かが「犯人は壊れている」と表現していました。 
  そう、壊れている。私を壊したのは奴らだから。 >

しかもこの告白が最初のFAQに有るということが更に重要と考える。

なぜならラストメッセージを犯人から聞く話として考えてみた場合、
皆さんは誰かからじっくり話しを聞くことになって、
その人が冒頭に「私は(精神的に)壊れています」と言って話し始めたら、その後の話の内容をどう受け取るか。

言葉は悪くなるが分かりやすくするために言い替えてみると、
相手が冒頭から「私は嘘つきです」、或いは「ペテン師です」と話し始めたら、その後をどう聞くか。

そういう状況では、話の内容より、冒頭の部分に対して「それはどういうことなんですか?」、「どうしてそうなったのですか?」、「話はそのまま受け取っていいんですか?」などと聞かざるを得ない。
考えてみると「嘘つき」「ペテン師」或いは「詐欺師」より、「壊れている」と言う人の方がどうしていいかわからない。
前者たちはそう言われたら構えて聞くこともできるが、壊れているならせめてどういうふうに壊れているかが大体でもわからないと内容を吟味しようがない。

ラストメッセージは冒頭にそんな爆弾宣言があるのに、その後の記述は基本的に整然としていて、技術的な詳細論を除けば割りとすんなり読めてしまう。
(ただし、個別には今までの記事で書いてきたように相反する箇所がある)
当方も、何回か見なおしているうちに改めて「私は壊れている」という告白が、ラストメッセージ全体の信憑性に及ぼす影響を再認識した。

これについて皆さんはどうお考えだろうか。
「私は壊れています」と切り出した人の話をどう聞くか、どう捉えるか。
ご意見有る方はコメントを寄せて頂くと参考にさせて頂ける。

以上