ラストメッセージ1(全文第一印象)
まず主に心理面で気づいたことを列挙。
・思ったより「壊れている」という印象はない。
しかし、「壊れている」という言葉を使った意味はやはり大きいと思われる。
・全体的に、淡々と書いている。
その中で特徴的なのは、警察庁長官への文章を「(命令)」で締めくくっている。
・自殺予告も「観測気球」と「面白半分」とのことで本気ではなかったと言明。
・「新聞紙」というタイトルで、「予告犯」という漫画を読んで、とても共感を覚えましたと書いている。
(あえて神奈川新聞を使った動機は書いていない)
・全体に犯人側の言い分としては理路整然というか、整合性は取れているように感じる。
それだけに「罪と罰の因果の逆転。」は、具体的逆転の理由も挙げず不自然。
犯人特定に直結するからということはあるだろうが、それにしてもここだけ特に強引過ぎる印象。
・論理的に物事を考える能力は充分ある。
そういう人物が「警察・検察の怖さは思い知っています。 ・・・ それを知っているからこそ、
ここまで神経症・偏執狂とも言えるまでに厳重な注意を払って動いてきました」と書きながら、
(被疑者が犯人とした場合)
本日以上。