kensyou_jikenboのブログ

yahoo!ブログの同名ブログを移行しました

第2回公判前整理手続(江川氏ツィッターより)

nak*bb*1からコメントで江川紹子氏の twitterを紹介いただいた。
https://twitter.com/amneris84
5回連続投稿の1回目時刻は昨日の12:46:19で素晴らしい速報性である。
既成メディアの報道が共同ぐらいしか無いようなので更に貴重である。
要点もよくまとめられていて、前にも書いたが江川氏は本事件でジャーナリストとしての高い能力を発揮しておられると思う。

内容を見ると、検察の方はまだ捜査中を盾に引っ張るようであるが、7月10日(水)までに「犯人性の主張を記した書面」提出、7月18日(木)に「第3回公判前整理手続き」が決まったとのこと。
nak*bb*1さんも注目しておられたが、”平光公判副部長が「検察が立証できなければ無罪になるだけ」と意味深な発言”という記述もある。

なお、検察側は”今なお「証拠隠滅の恐れがある」と主張”とのことだが、幾らなんでもこの時期まで来てどうやって誰が証拠隠滅すると云うのか。
検察官は6人も出席したそうであるが、未だに家族の接見も許されない被疑者も同席していたわけだから、その被疑者に対して検察の6人の方々は何を感じていたのだろうか。
一人ぐらい「このやり方はおかしい」と内部で待ったを掛ける人物はいないのか。

最終的な有罪無罪は別にして、犯罪構成の基本的要件である犯行場所や日時も特定しないこと、いつまでも証拠隠滅の恐れと繰り返し続けて犯人性につながる証拠開示を行わないことなどは、被告の防御権を蔑ろして刑事訴訟法違反の疑いありと言われてもおかしくないやり方である。
今回は法務省検察庁自らが想定した公判前整理手続の流れも無視したようになっていて、余りにも異常である。検察内部の自浄作用で早く正常なやり方に戻すことを期待したい。