第2回公判前整理手続
“遠隔操作事件、６月末に捜査終結 非公開協議で検察側“
「弁護側によると、検察側は協議で「６月末に捜査を終結する予定だ」と説明。地裁は検察側に今後、被告が犯人であると具体的に主張する書面を提出するよう求めた。」
この記事だけでは詳細な状況は分からないが、推察するに検察側は多分6月10日に追送検された案件を6月末までに起訴して捜査終結とするのではないかと思われる。
それで結局はこれまで通り、捜査中を盾に犯人性の証明や証拠を出さない姿勢を本日時点も続けたのであろう。
しかし、後10日経てば本当に犯人性の証明や証拠が出せる状況なのか。
それも今までずっと待たせてきたのだから、小出しではなく重要部分は一度に出す必要があるだろう。
そんな事が可能なのか甚だ疑問と言わざるを得ないが、争点整理や証拠開示という実質的な整理手続きの実行は今は6月末以降まで待つしか無さそうだ。
