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新コンペ報道(FNN)

フジテレビで早速街頭調査(50人)を行っていた。世論動向を注視したいと思っているので、最初のデータとして参考に御紹介。今のところA案優勢。
   ”A案…37人、 B案…13人”…以下のニュース内で行っていた

また「19日に、両案の提案者によるプレゼン」が行われるとのこと。

----FNN(フジTVニュース)----
2020年東京オリンピックのメーンスタジアムとなる、新国立競技場。その新たな建設計画で、14日、応募した2つのグループが提案したデザインなどが公表された。異例ともいえる、業者決定前の公表。白紙撤回となった前回の教訓は生かされているのか。

14日午後、新国立競技場の新たなデザイン案が、2つ公開された。
A案のコンセプトは、「木と緑のスタジアム」。
外周に輪を描くように、木材と鉄の組み合わせによるテラスが取り囲むのが、大きな特徴。
屋根も、木と鉄のハイブリッド構造で、建設費は、およそ1,489億円になるという。
デザインは、建築家の隈 研吾氏で、大成建設などでつくるグループのものとみられる。
東京・浅草の雷門の目の前にある建物は、隈 研吾氏デザインのもので、木の印象が前面に出ている。
B案のコンセプトは、「21世紀の新しい伝統」。
特徴的な形の屋根とスタンドを支えるのは、72本の木製の柱。
自然の風を内部に取り込む伝統建築を再現し、建設費は、およそ1,496億円になるとしている。
このB案のデザインは、伊東豊雄氏で、竹中工務店清水建設大林組などによるものとみられる。
伊東豊雄氏がデザインした建物が、東京・銀座の並木通り沿いにあり、独特の形の窓が、遠くからでも目を引く。

どちらも、「森のスタジアム」と名づけられた2つの案。
街の人たちに聞くと、「こっち(A案)の方が、すっきりしていていいかなと」、「(B案は)近未来っぽい感じは出てるんですけどね。何か、周りの風景に合ってない」と話した。
「A」と答えた人が37人、「B」と答えた人が13人だった。
アンケートの結果は、A案の方が優勢だった。

しかし、東京五輪組織委の森 喜朗会長は「外側だけ見ると、Bの方がいいな。(どういうところが?)いかにもスポーツをする、そういう雰囲気が出てますね」と話した。森会長は、B案がお好みの様子だった。
前の計画のデザインをしたザハ・ハディド氏は、「日本政府が、2年の歳月と投資をした設計チームとの仕事を、考慮さえしなかったことに失望している」とコメントした。

今回の2つの案は、前の計画と同じ轍(てつ)を踏むことはないのか。
建築エコノミストの森山高至氏は「今回は、建物のデザインは、工事上の構成方法を反映したデザインになっていますから。思わぬ予算が増えるとか、これどうやって作ればいいんだとかってことからくる工期の遅れってことは、これは起こらないと思います」と話した。

19日に、両案の提案者によるプレゼンが行われ、12月中に、どちらの案にするかが決まる。 
----FNN以上----

以下は参考にA・B案とザハ案。
イメージ 1

A案は右下に”(競技大会後30年の姿)”と入っていることに注意(笑)
五輪後30年と云う意味と思われるが、五輪時のイメージを表すパースも必要だろう。
B案は巨大木柱で支えているが、屋根は更にその外側に張り出している。
そのため、木柱の外側に屋根の端部を支える支柱も立っている。
これが実際にどう見えるか(木柱+支柱で柱が多くなり、見え方がうるさくならないか)。

以上