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スタートは「はちま起稿」?

昨日のsatoru氏抽出の続き。
Torで書き込めるシベリア板で、犯人が使用したTorのIPアドレスによる書込代行依頼レスが7件抽出されている。
その内6件が犯行に使用された書込だが、残り一件は何か?

それは当方が昨年ご紹介して、その後も個人的にずっと考慮し続けている「はちま起稿」での犯行予告。
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遠隔操作犯人、はちま起稿でも犯行予告をしていた?” 2012年11月22日satoru.net
2126 名前:加藤茶 投稿日:2012年06月22日 15:47
6月25日に任天堂爆破する。
あとマスターソードで社員刺しまくる。
その足で祇園でトラックで暴走したあと、
亀岡で集団登校の列に突っ込む。
みんなさようなら
ヒヒヒヒヒ
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Torと書込代行依頼を組み合わせた手口は本事件の犯行と同じ。
任天堂宛は9月10日の犯行があり、本文の傾向も類似していている。
しかも抽出で7/7になると来れば、まずこの「はちま起稿」は犯人が行ったものと当方は強く推測している。
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2012/09/10 任天堂爆破予告
今週中に任天堂本社爆破する。 
正面入口にトラックで突っ込んで、そのあと社員をぶっ刺しまくる。 
爆弾、毒ガスも用意した。 
まさに無差別殺人を起こす。 
待ってろよ任天堂花札屋の歴史はこれで最後だ。 
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「はちま起稿」を入れて全体時系列表を作成した。はちま起稿は今のところNo.0として別扱い。
(表作成には"なりすまし(遠隔操作)ウイルスによる犯行予告事件をまとめてみた”を参照させて頂いた
イメージ 1

今後この表をベースにして、開発と遠隔操作の詳細検討を行う予定。
現時点では以下のポイントを挙げておくことにする。
(ⅰ)アリバイ証明対象日時が多く、それに対して片山氏はもっとアリバイを思い出せないのだろうか? (この表に入っていない日時も膨大に有る)
(ⅱ)検察が未起訴の犯行がある
  ・全体像に抜けが発生するから、起訴しなくても検証対象にはすべき
  ・未起訴事案でアリバイがあったらどう扱われるか  
(ⅲ)手法がだんだん手が込んでステップアップしている
   ・主要部分… ”Tor書込(はちま起稿)→ CSRF → トロイ”
   ・詳細部分… ”iesys.の頻繁なバージョンアップ”(各バージョンの機能の違いは現在未公開?)
(ⅳ)はちま起稿が最初とは言い切れず、その前段階もあるかも知れない

以上

[追記]
car*o*pre*_0*15さんから頂いたコメントで「生駒証言に対する弁護側反対尋問は、後日行われる」との示唆があった。
その際に次のような内容を聞いてみると、検察側の開発に対する検証状況が分かるかもしれない。
   (1)本事件の犯行に用いられたCSRF及びトロイを片山氏が開発したのか?
   (2)開発したとすると、どのような開発日程だったと見ているか?
     (想定している開発工程表の提出を求めると効果的)
   (3)開発工程を裏付ける証拠や証言はどのようなものがあるか?
   (4)片山氏が主張している本来業務の「それなりの成果物」はどのようなものか?
     それがある場合でも、「本来業務を殆どやらずにトロイ開発していた」と主張するか?
     「それなりの成果物」作成にはどれぐらいの時間がかかったと想定するのか?     

検察側はこれまでの対応からすると殆ど答えないことも考えられるが、その場合でも裁判官には「捜査が尽くされていない」という心証を与えられる可能性がある。
「開発出来たかどうか」は、早めに何度も裁判官向けに問題提起することが有効であると思う。
(裁判官が納得出来ないと、有罪判決は難しくなる方向と想定される)

「はちま起稿」の方は今は「何それ?」とトボケられてしまうだろうから、当面は持ち出さないほうが良さそう。
しかし、今後全体像の話になってきたら、「はちま起稿」も入れた方が良いと思われる。
最終的には裁判官も全体像の話を聞きたいと思う。

以上