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 「篠田英朗氏の慧眼と謎」及び「菅総理の隠蔽・虚偽」

以前から注目していた国政政治学者「篠田英朗」のツィートを見て、この機会に篠田氏の「慧眼と謎」について連ツィを行ったので、ブログにも転載。

関連で2月2日宣言延長発表時の菅総理による「ピークアウト隠蔽と効果虚偽説明」についても、後の方で言及。

[メモ 篠田氏の慧眼と謎]
”緊急事態宣言・西浦モデルの検証”(2020年4月10日)
https://blogos.com/article/449908/
<7日単位で見てみるとどうなるだろうか。4月3日は773人だったので、4月10日までの一週間で2.2倍の増加である。これに対してその一週間前の3月27日は299人であったので、そこからの一週間で2.58倍の増加だった。やはり最近の一週間の増加率は鈍化している>
→篠田氏は理系でない(国際政治学者)にも関わらず、昨年緊急事態宣言の直後に、鋭い計数的見方を発表。
「宣言前に既にピークの前兆(増加の鈍化)」があったことを見抜かれた。
実際にも下図のように宣言前にピークアウトしていた。

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多分、日本で一番早いぐらいの慧眼だったと思う。(ただ知っている人はごく少ないと思われるのが勿体ない)

しかし、西浦氏に対する問題意識は、今も持ち続けておられるようだが、他の専門家たちを見る目は甘くなっておられるのが不思議。

"日本モデル vs.西浦モデル"2020年08月25日
http://agora-web.jp/archives/2047773.html
<私が称賛し続けている尾身茂会長・押谷仁教授を中心とする本当の専門家たち>
→本来「国際政治学者」の慧眼を最も発揮して頂きたいのは、西浦氏が青年将校のようにふるまうのをとめられないでいる尾身氏・押谷氏」らの責任明確化。

彼らが分科会になっても主導権を持っているため、第3波でも「ピークアウト後の宣言発令」の事態が発生。

篠田氏は前回の経験からも、これを強く戒めて頂きたいのに、政府の宣言決定のバックボーンになっている分科会の主要メンバーを賞賛では、全く逆になっている。
何故こうなるのか不可解。

なお先日の菅総理会見で、「ピークアウト済みの事実を隠蔽」し、逆に「宣言後すぐに効果が出ている」と虚偽説明。

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「ピークアウト隠蔽」と「効果偽装」の2重の欺瞞。
感染からデータ反映までの約10日~2週間のタイムラグを使った「トリック」!で国民を欺く。
国内政治とはいえ、篠田氏の出番ではないか。

 

なお、菅総理会見については、togetterも作成。

”コロナそのものより怖い「菅総理虚偽説明」亡国への道”

https://togetter.com/li/1662650

以上