kensyou_jikenboのブログ

yahoo!ブログの同名ブログを移行しました

 仮説:コロナ感染状況の拡散と新幹線

コロナで興味深いと思える現象を発見した。 

 

ピークの伝搬(=感染状況の伝搬) 

①まず全国都道府県の「発症日別集計」から新規陽性者数発生のピーク日を抽出。

f:id:kensyou_jikenbo:20210211200203j:plain

 

②次にピーク 日の「1月4日(赤)と5日(青)」を地図にプロットした。

 

f:id:kensyou_jikenbo:20210211200021j:plain

これを見て感じたのは、

仮説1:東京近傍から各地に感染状況が伝搬しているのではないか?

更に推測として、

■仮説2:同日や1日という伝搬の速さ、及び影響を受けている地域から、「新幹線」が関係しているのではないか?

 

なお、愛知・岐阜は一番大動脈の東海道新幹線の影響を推定。

(飛行機や高速道路も影響している可能性は有るが、輸送量から新幹線が主因と推察。また地域的に愛知・岐阜は東京からの飛行機が飛んでいない点からも、飛行機の影響は有ったとしても少なそう)  

 

同じ東海道新幹線でも、大阪は「元々東京とは違う感染状況」を示していた影響が有るかも知れないが、それでも「タイムラグ1日」。

大阪近傍の京都と兵庫は、1月4日にもピークがあるが、別の日(京都7日、兵庫5日)も4日より少し多いピークで、ダブルピークになっている。

岡山は4日と5日に同程度のピークがある兵庫の隣で、4日になったと推測。

(広く見れば東海道山陽新幹線の影響、また栃木は東北新幹線で東京に近い影響か)

 

③1月6日も加えた地図も作成。

静岡・群馬・長野は、東京からそう遠くなくて、新幹線も走っているが、途中駅になるため、乗降客数などにより、タイムラグ2日なのではないか。

f:id:kensyou_jikenbo:20210211200514j:plain

( 元データは2001年2月1日厚労省アドバイザリ-ボード資料

 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00216.html

 この中の「押谷」氏提出資料 エピカーブ(流行曲線)使用

 https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000731940.pdf )

 

以上