kensyou_jikenboのブログ

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 メモ「五輪開催」

本記事に至る経過

(1)発端は引用RT

五輪開催に関する堀氏ツィを当方で引用RT

(以上は当方が行ったツィと引用RT)

(2)堀氏からツィがあった

(3)回答させて頂こうと思い、まず前提確認のため、堀氏が仰る「中止宣言」における「中止」の内容をお聞きしたら、その後返信が無い状態になっている

→この状態を当方で察するに、堀氏は「一回だけ返信しておく」というような手法を取られるのだろうか。一方、当方は地道に粘り強く、一つ一つ検討していく手法なので、備忘録も兼ねてまとめて書いておこうと思ったのが本記事という次第。

 

--------以下は回答用メモ本文--------

⓪ 「中止の内容」に関して

堀氏はツィで①~③を書いておられ、それをもとに返信させて頂くことにするが、その前に⓪として「中止の内容」について記述(前記の「前提」の話になる)。


堀氏ツィ再掲
https://twitter.com/hori_shigeki/status/1352602365497491465
<外国人は..日本政府には当然内々の準備があると推測する。ここで「その事実はない」と主張し...堂々と中止を宣言すべし>
→「日本政府の内々の準備」の中で、当然「延期検討」も行っている。
堀さんは、「その準備の事実は無いと主張すべき」と仰る。

結果的に堀さんの仰りたいことは、「延期無しの中止」と考えられ、それを「完全中止」と呼ぶことにする。
しかし、完全中止が本当に良いのだろうか。
実際においても、「日本は”完全中止”と”延期開催”のどちらを選択すべきか?」と聞かれて、真っ当な知識人なら「完全中止」と言う人は殆どいないと思う。
基本的な理由として、「今回は日本が全く悪くない」という事情がある。

それで何故「日本にとって巨大ダメージ(前掲ダバディ氏)」になる完全中止を日本から言い出すのか。

少し考えたらわかる話だから、「延期開催と完全中止」の2択で聞かれて「完全中止を選択すべき」と言う知識人は相当少なくなると思う。

 

続いて堀氏ツィの①~③について
<①誰が「カッコつけて斜に構えて『五輪なんて』と」言ったの?>
→前述のように日本にとって巨大ダメージの完全中止を、日本は全く悪くないのに「日本側から進んで言い出すべき」と主張するのは、「(いわゆる)サヨク系」の人々が多くなるだろう。
彼らの常とう手段的言い方として、「五輪より他にやることがある」と相対化し、自分たちは優秀で分っていると見せて大衆扇動。本音は、日本が困った方が良いと思っているのだから、日本のダメージは大きい方がいい。

例えば分かり易いのは共産党の志位委員長発言。

 コロナ対策を掲げて批判している。しかし政府批判は野党の伝統であり、特に共産党はぶれずに一貫して批判という流れの中でのいつもの話でもある。

(彼らの思いの中では)「前衛党」の役割として、(一見)カッコよくスカッとした批判で支持者らを盛り上げる。

だが堀氏は、そのような立場は取っていないと思うので、驚いたこともあって冒頭に掲載した引用RTをした次第。

ちなみに志位氏は「延期開催と完全中止」の2択で問われたら、どう答えるだろう。

推察すると、そのような問いが出たらはぐらかすようにして、延期開催への明確な支持は表さないだろう思う。

だからこそ堀氏には、前述の⓪についてハッキリ答えて頂いて、志位氏との違いを明らかにして頂きたかったが、それは望めないようである。

(なお、共産党も若い優秀な議員さんも出て来ているので、硬直的な志位氏には早く後進に道を譲って貰うと、共産党も(方向性は分からないが)変わり得るかも知れない)

他にも、例として、NHKのやり方を見ていてもすぐ分かる。
世論調査の設問で目くらまし。

今回は本来「中止と開催」に2択で、更に開催の中に「今年開催と延期開催」がある。それを例えばNHK世論調査で3択にしている。

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結果的に「中止」の割合が上がる。「世論調査」と見せかけて、「世論操作」のレベル。
近年は相当収まってきたとはいえ、NHKの根深い反日左翼体質の一環による攪乱。

また、一般の人でも「サヨク思考」になじんでしまっている人は多くて、五輪関係の記事のコメント欄には、そのような人の投稿が一杯だし、Twitterにも流れている。

行方錯綜”する東京五輪 ・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/c1e4924c48e7cd5b0a69f6c72949943e2e88d1f2

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堀氏は、このような日本における「サヨク系」の跳梁跋扈の構図は、熟知しておられる思うので、「誰が言ったの?」などと聞くまでもないと思う。

但し、もしかして「自分が言われている?」ということで、ここに反応されたのかもしれない。

率直に言って、半分ぐらいは、そう思う部分はある。

<日本が堂々と中止宣言を出せば、人類は必ず諒とする。>

→これは「人類」まで出て来て、「カッコつけて」の部類に入るように思う。

しかし、前提として「延期開催」支持となれば、そもそもこのようなことは書かないとことになる。

堀氏は、共産党や古いNHKサヨク系人士らとは違うと思うので、よく考えて頂ければ「延期支持」を表明されと思う。


パンデミック下で五輪を強行するリスクこそが「途方もない」。それを直視しないのが「反知性」です。
→元になった人のツィはこうなっている。
<五輪中止になったら、日本にとってどれぐらい巨大ダメージかをよく理解しているはずです。>
→これは別の人の以下ツィへのリプで、「理解しているはず」なのは菅総理と政府の人々になる。

 そして<「五輪中止になったら、日本にとってどれぐらい巨大ダメージか」>なのに、堀氏は<パンデミック下で五輪を強行するリスクこそが「途方もない」>と話を変えてしまっている。
これでは意味合いが大きく変わってくる。

文学者のかたが、このような読解や改変の仕方はどうなのだろうか。


③そもそも、ダバディ氏が言っているméthode Couéは完全に否定的な評価を示す言葉なのですよ。自己催眠も同然だという意味です。
→この③での堀氏の解説は、②と併せて考える必要が有る。
結果的に「日本への巨大ダメージ」は概略で2種類になる。
 A:今年中止することによる巨大ダメージ

 B:強行開催して問題続出で失敗した場合の巨大ダメージ

⇒ダメージの大きさが、A<Bであることは自明だろう。
それで堀氏はBに目が行っておられるのかも知れない。
しかしAにおいて、今年は中止でも、「延期開催」にすればダメージが低減できる。

その方策が取れないか検討するのは政府として当然。


なお、松井大阪市長や吉村大阪府知事から、「2024年へ延期が妥当」との趣旨の発言が出て来ている。彼らは政治的勘を発揮して見抜いている可能性。
それに対して、堀氏始め真っ当な知識人の方々は、論理的に延期開催を主張をして、政府のみならず日本全体を助けて頂きたいと思う。


また延期は2024年だけでなく2022年なども可能性を探って、泥臭くても良いから徹底的に粘るべき。
但し2032年以降などでは、完全中止と余り変わらなくなるので、出来るだけ近い時期での開催模索が必須。 

 以上